アメリカで吹き荒れた赤狩りの嵐を逃れ、イギリスやフランスに活動の場を求めたジョゼフ・ロージーは極めてヨーロッパ風の映画を撮るフィルムメーカーだ。ヴェネツィアが舞台の「エヴァの匂い」はそんな彼のセンス…
>>続きを読む「相手は自分を映す鏡」とはどういう原理かと謎だったが、相手と関わる中で相手の中にある自分に似た部分を引き出してしまうということなのか。
タイヴィアンの挑発性・加虐性なんかは、エヴァが引き出しているの…
このレビューはネタバレを含みます
ミシェルルグランのフレンチジャズのサントラが大好きすぎて、話はもちろんなんだけどサントラの為に観たいと言っても過言ではないぐらいに音楽が極上。
曲のコロコロ変わる拍子が自由に気怠げに生きるヒロインエ…
ロージー二作目。冒頭からつなぎがうますぎて唸るが、うますぎてつまらないのもロージーかもしれない。マンネリズムをやるにはジャンヌモローのカリスマっぽさがややウザい感じがする。フランチェスカが来た時に、…
>>続きを読む元炭坑作業員であるが今や売れっ子作家がヴェネチアに滞在中、人妻エヴァと知り合い、駄目男に転落していくお話。いわゆるファム・ファタールもので、ジャンヌ・モローの存在感が際立っている。タバコをくわえた彼…
>>続きを読む【筋書きよりも映像】
ジョセフ・ロージー監督作品、1962年作、モノクロ。
ジャンヌ・モロー演じる娼婦が、デビューしたばかりの作家(スタンリー・ベイカー)を翻弄して破滅に追い込む様子を、ヴェネ…
#1225
1962年 フランス菓🇫🇷
監督はジョセフ・ロージー
原作はジェームズ・ハドリー・チェイスの小説「暗殺者のメロディ」
ジャンヌ・モローが男を破滅させる徹底した悪女を演じる。
元坑夫の…
2023/1/15
エヴァ演じるジャンヌ・モローの悪女っぷりが堪らない。めちゃめちゃに美人かと言えばそうでもなく、むしろ顔だけならフランチェスカ演じるヴィルナ・リージの方が私的には好み。が、容貌だけ…