映画を観ている間、サイモンはかわいそうと思っていた。ところが、中国的な文化や家族観から見ると、理想的な結末だった。
中国人だからこそ気づける、リー・アン監督のユーモアによる中国文化のダメなところへの…
小津安二郎や成瀬巳喜男のような慎ましい邦画的なエッセンスにウディ・アレン的なエスプリと毒気を注入した、アン・リーの出世作。『恋人たちの食卓』と並ぶ完成度の秀作だと思う。
ゲイの青年にしろ父親にしろ…
『ブロークバック・マウンテン』の前にクィア映画の傑作を撮っていたなんて!アメリカと中国のカルチャーギャップと同性愛をコミカルかつ優しい手触りで描いていて笑ったり泣かされたり。
家族の思いをすべて悟り…
両親が来るからと部屋がゲイ仕様からストレート仕様に変わるシーンのテンポ感が好き。最低かつ破茶滅茶過ぎる披露宴でグッタリする主人公の表情と、2人のキスシーンを見てる時の恋人の表情が最高。風呂上がりめっ…
>>続きを読む大好きな映画。冒頭、ひたすら筋トレする主人公を映し出す。この時点で名作を予感させる。
ストーリーは、ゲイの主人公がアメリカ人の恋人と暮らしているが、彼がゲイであることを知らず早く結婚するよう催促する…
このレビューはネタバレを含みます
このシリーズは全部良い。李安監督のファンになりそうだ。
冒頭のシーンの見せ方が、飲食男女に似ていた。ひたすら料理するのに対して、ひたすら鍛える姿を至近距離で撮る。やっぱり好きな映画は、最初から「良…