越前竹人形の作品情報・感想・評価・動画配信

『越前竹人形』に投稿された感想・評価

leyla

leylaの感想・評価

4.1

美しい映像と美しすぎる若尾文子。それだけで眼福でした。

童貞の息子が亡き父が通った遊郭の遊女を好きになり、嫁にする。父への想いがあり、夫婦の交わりを持とうとしない夫。夫の留守にうっかり別の男と交わ…

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水上勉の同名小説が原作。純情過ぎる竹職人喜助と遊女玉枝の悲恋。しっとりとした小説を読みたいと思っていたのに、先に映画を観てしまった。

悲話なのに、さばさばした印象は、玉枝演じる若尾文子さんのさばけ…

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メグミ

メグミの感想・評価

3.0
若尾文子が綺麗なのは勿論、中村玉緒との友情も見どころ。
わせ

わせの感想・評価

3.8

今作は撮影技術が素晴らしい。白黒のフィルムは人間よりも自然の方が映えると思っている。今作に出てくる竹やぶや草木、淀川、決して廃れないうつくしさ。膨大な自然と音楽だけで不穏な空気を作り出す。そして 若…

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回鍋肉

回鍋肉の感想・評価

4.1
すごく良かった、、、

素晴らしい。山里の風景や人物を写す白黒の画面の美しさ。言葉もそれぞれに美しい。
民話のように始まる素朴な良さのあるお話で悲劇に向かうだろうなとわかっていても、辛過ぎることのないちょうどいい展開。
若…

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コンプレックスも抱えた不器用な男、方言が美しいちょっと不幸な若尾文子。材料は完璧なのに、展開がどんどんツッコミどころ満載になっていく。全体的に物哀しい雰囲気なのがいい。
GreenMood

GreenMoodの感想・評価

4.0

過去の祟り
過去は影をひきつづけ、後を追ってくる

若尾文子の着物の着こなし、仕草、タバコの吸い方、ハンカチで顔を拭う仕草、声の抑揚、トーン、声色、京都弁、歩き、座り、立ち、泣き、笑い、映画的俳優技…

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久々に再見して評価を改めた。DVDの特典映像で若尾文子が語っていたが本作の「功績は宮川一夫のキャメラによる」。真夏の京都の郊外でセットを組み、雪降る真冬の映像をつくり込んだというのも当時の撮影所の力…

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この映画「越前竹人形」は、主演の若尾文子の、なんともけだるく、妖しい魅力に圧倒される作品だ。

着物の着こなし、帯、首すじ、柔らかなおくれ毛、裾からはみ出た脚、白い足袋-----何もかもまぶしいくら…

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