山崎章郎の原作を市川準が脚色・監督した秀作。癌の4人の患者と、医師、家族を描いた。がん告知を受けた患者を描いた「大病人」という愚作と大きな違いが顕著だ。人間をバカにしている伊丹とは、向き合う姿勢が違…
>>続きを読む病気の祖母に声をかけながら頭をなでる祖父の後ろ姿を思い出し、上映中、ずっと声を殺して涙を垂れ流すことしかできなかった。
これがもしも洋画だったら、家でスマホで観ていたら、ただの無機質なインディペン…
「死を乗り越えるということは
勇気でも諦めでもない
愛なんだ」
今生きてること、家族のこと、
去年(コロナのため)病院で最期を遂げたおばあちゃんのこと、をたくさん思った。寝て起きてもまだしんどいけ…
病が体を蝕む。長い文章も読む気力をなくしている。
それは生きていると言えるのか。
人生に死が立ち塞がっていて、どうしようもない。
しかし我々は死を含めた生活を選ぶことができる。
大事な人に近づく…
市川準監督の追悼特集上映があり『病院で死ぬということ』が35㎜フイルムで上映されるというので目黒シネマへ。フィルム上映って今となってはめっちゃ贅沢。この映画を観るのは3回目。昔観た時は映画後半で泣い…
>>続きを読む素晴らしいです。
ドキャメンタリータッチで基本的にひいた画で展開され、ところどころ病院の外の、元気な人の営みが映し出され、そこに観ている私は思いを巡らせることになります。
40代男性のラストシーンは…
ドキュメントのようなフィクション。
構図が独特で、それが余計ドキュメントなのかフィクションなのか曖昧になてくる。公開から大分 月日がたった今見ても、変わらぬ病院の風景であり、自分と重ね合わせて見てし…