1999年の夏休みに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『1999年の夏休み』に投稿された感想・評価

3.8

ロケーションがあまりにも日本じゃなさすぎる、美術やばい。美術スタッフ特製であろうヘンテコ卵割り器や牛乳をステンレス水筒に詰めるセンスには笑顔になる。耽美とギャグのさじ加減が好きだった。あの世とこの世…

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うに
4.0
この世に作中に出てきたような学校があり、彼らが存在すると妄想するならば、まだ生きていたいと思える

独自の世界観を築いてはいるものの、結局なんの話だったかと言われると悩んでしまう。恋の話なのか、転生の話なのか?試みとしての面白さもあるので、4人だけの世界がかなり複雑に撮られていた。漫画っぽい台詞回…

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org25
3.5

まず女性が男の子役という時点でポイント高い。景色は美しいし、4人しか出てこない閉じられた世界は魅力的。でも面白くはないし特に好感を持てる人物はいないかな。直人の横顔と歪んだ父性が本体。ルシール・アザ…

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怪作。萩尾望都『トーマの心臓』を題材に、日本の山奥にある全寮制の男子校を舞台にした、幻想的かつ耽美かつ退廃的な物語。とにかく世界観と、萩尾望都のひねくれて厄介な世界観をそのまま実写化したような映像美…

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4.0
35mmフィルムで鑑賞。
男装の宮島依里はウーチャカに似ている。
最初期の深津絵里

全寮制の学院に通う少年達の夏休みを描く青春ファンタジー。

ランプで作られた光と闇のコントラスト。

此処ではない何処かに感じられる世界観。

とにかく全てが瑞々しく詩的で美しく、まさに終わらない夏…

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企画としては斬新だけど余りにも要素が詰め込まれすぎて胸焼けしそう
まあ男装のティーンエイジ深津絵里をこの眼に灼き付けられたので後悔はない
のす
3.7

世紀末の空気。夏休み、まだあどけない少年たちに芽生えた張り裂けそうな慕心の行く先。何だかずっと私は見てはいけない世界を覗き見しているのかもしれないと思いながら見ていた。なんか棒読みではないけど台詞ま…

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4.0
フェティッシュな瑞々しさ
艶めかしくはないのが不思議
深そうで浅い澄んだ水溜まりみたいな

装置と舞台と音が綺麗だけど浮いてないから演劇みたいな現実の世界をみてるみたいだった

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