飛び切り上等な作品です。
ただのサスペンスじゃないところが、この作品のすごいところ。
サイコサスペンスであると同時に、ニューロティック(精神分析)映画でもあります。
ある病院に新任の所長(グレゴ…
心理療法行う中での倫理的なお約束として多重関係(セラピストークライエント関係以外の関係性を持つこと。例えば恋愛関係に発展するとか、知り合いに治療するとか)はご法度とされていて、これはグレーゾーンだか…
>>続きを読むヒッチコック特有の不穏さと怖さが加わって、苦手なロマンスもなんとか見れた気がする
映像もこだわりを感じて素敵だった
特に、バラダインがミルクが入ったコップを飲む時に、彼の口元?視点からの映りになっ…
サルバドール・ダリが協力した、ヒッチコックのアメリカ初期時代作品。
この不穏な空気感を生み出してる音の正体、テルミンだったのか!
当時映画音楽でテルミン使用されたのは初。
不穏感をここまで表現…
このレビューはネタバレを含みます
精神分析、今でいうカウンセリングってこの時代からあったんだ
序盤から実は他人がなりすましているだけで本人は行方不明ですって、え!?ってなるのに、そこから誰が殺した自分が殺したうんぬんかんぬん…話がど…
この映画はイングリット・バーグマンとグレゴリー・ペックだから成り立つことを忘れてはならない。グレゴリーだから堅物分析医が恋に落ちる。
知的で美しいバーグマン、後半の弁護の時の帽子を被っている場面び…