このレビューはネタバレを含みます
アンビエントな死の旅程。
ジム・ジャームッシュにしては珍しく「ダウン・バイ・ロー」ぐらいエンタメらしい構成。
自己防衛のための仕方無い殺しと冤罪のため逃亡する主人公と、その殺された男の父親が差し向…
再鑑賞
ジョニデが来日してると言う事で
ジャームッシュ作の西部劇
仕事を求めて荒れた町に訪れた
会計士の青年ブレイクが
ひょんな事から殺し屋に追いかけられ
懸賞金もかけられてしまう話
シュー…
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「死人とは旅をしないほうがよい」
アメリカ西部の開拓時代。
ビルはクリーブランドから汽車に乗って、はるか遠くマシーンという街を訪れる。
彼はその地にある金属工場から会計士として雇うという通知を受け…
ネイティブ・アメリカンにとって、死は季節のようなものである。時期にその時が来る。そういう性質のものだ。だから恐れるべきものではない。
肉体に魂が宿るのではなく、魂が肉体に宿る。魂は「故郷」に帰るだ…
出だしの汽車でのシーンから心掴まれた。ただ主人公が寝て起きてを繰り返すだけなのに、なぜか目が離せないこのシーン。映画全体を通して、暗点の使い方が素晴らしい。静かに、でもどこか刺激的に死に向かう旅路を…
>>続きを読む© 1995 Twelve Gauge Productions Inc.