実際にあっただろう、戦中・戦後の貧困や戦争孤児、それらによる犯罪について考えさせられた
途中シーンに入る、別荘のようなきれいな戸建てのバルコニーと、主人公たち二人が住んだ防空壕の対比が胸に来た
S…
死後の清太、空襲前、空襲中とパラレルに進む時間軸のなかで、たったいちどだけ母が死んだことを告白する節子の土くれの墓のシーンで近過去(母の焼死体を埋葬する箇所)とのクロスカッティングが入る。この巧みさ…
>>続きを読む原作は学生の頃 読みました。
先生が授業中に脱線して 「野坂昭如の小説でな こういうのがあって、、、」って熱く語り出したのです。
それがこの小説を知ったきっかけ。
のちに文庫本で読んで、年月が…
この映画戦争の怖さとかももちろんあるんだけどそれ以上に主人公たち2人がどんどん2人の世界に篭っていくのが個人的に恐怖を感じた
特に、空襲のせいで母親を亡くしたのに、いつの間にか2人で生活をするため…
正確な歳は忘れたが小学生のときに初めて観た。
ほんとうに衝撃的だった。戦争=火垂るの墓のような惨状になってしまう、とあまりにも心に強く印象付けた作品となった。
とにかくかわいそうだ、戦争は絶対し…
© 野坂昭如/新潮社, 1988