監督・脚本・製作 ポール・ハギス。自身の交通事故体験を基にした、多民族国家の実態を描いた意欲作。ポール・ハギスの登場には本当に驚いた。本作以降は、イーストウッド作品や「007/カジノ・ロワイヤル」…
>>続きを読む人間の心の奥底には、他人種・他民族への差別意識と猜疑心が横たわっている。私の心にも。あなたの心にもー。本作品に込められたメッセージは、この一点に尽きると思います。人種のるつぼ・米ロサンゼルスを舞台…
>>続きを読む非常に面白かった。ただ、賛否あってそのネガティブ評にも納得できるところはある。
クリスマスを間近に控えたロサンゼルスが舞台の群像劇。グランド・ホテル形式は「物語が展開される空間があるひとつの場所に…
さまざまなルーツを持つ人々と共生していくことについて、いろいろと考えさせられた。
憎しみは連鎖していくこと。サンドラ・ブロックの役のセリフの通りに、その憎しみや怒りは自分自身の中にあること。人種や国…
久々の洋画だったが、満足できる作品だった。人間の非論理的で身勝手な汚れた部分と正義感あふれる美しい部分をいくつかの エピソードで描きつつ、そのエピソードが互いに絡んでくるという展開となっている。 最…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
最初は人種差別がテーマで話が進んでいくのかなと思ったけど、もっと深くて興味深い内容だった。
登場人物たちが、すれ違ったり、絡み合って、物語が交差していく感じが面白かった。
良くも悪くも自分の良いよう…
世の中に、完璧な善人も、完璧な悪人もいはしない。ちょっとした日々の動きが、確実に人生を作っていく。しかもそれは、自分自身だけではなく、他人の人生にも関わっている。
黒人とか白人とか、見た目があまりに…