スパイ(=忍者)映画として絶妙な仕上がり。脚本も演出も役者の芝居も、全てがドロドロとしていて重苦しく、同年封切りのドクター・ノオのような軽妙なタッチは無い。それでいて市川雷蔵の父親が爆殺されるシーン…
>>続きを読む日の出の勢いで勢力を拡大していく織田信長は、石山本願寺の反抗勢力を殲滅し、残る敵は伊賀の忍者群となった。危機を察した百地三太夫は、一番弟子の五右衛門に不倫の汚名を着せ、信長暗殺を命じる。忍者と悟ら…
>>続きを読む信長の野望に恐れ苛立つ伊賀忍者頭領。信長殺害の為に計画を練る。
百地の中でもトップの才覚のある五右衛門に市川雷蔵さん。頭領に伊藤さん。
ストーリーは結構詰まっていて面白い。漫画のワタリを思い出した…
石川五右衛門は伊賀者の忍者だったというのは、一つの伝説として本当にあるらしい。この原作はそれを使ってうまく物語にしているなぁ。
最近のナルトなどマンガやアニメの忍者と違って、さすがに昔の時代劇の忍者…
山本薩夫監督、市川雷蔵主演の時代劇。
山本監督は、骨太な権力争いものだけでなく、忍者映画も作ることができること示した娯楽作。
この映画は、「忍びの者シリーズ」の第一作。
藤村志保、伊藤雄之助など…
故郷を壊滅させた市川雷蔵。
雷蔵の坊ちゃん顔だからこそどこか明るさがあっていい
子連れ狼・信長。
「生きる」の文士とはえらい違いの伊藤雄之助。
伊藤雄之助の早回しカットによる忍術が白黒映画と…
このレビューはネタバレを含みます
飛んだり跳ねたりの忍者アクションよりも人心掌握の側面に重きが置かれている感じがした。
その中で翻弄される五右衛門はとても人間臭い。
五右衛門の父の言葉があらためて思い返される。
全編通して五右衛門…
●'20 9/10,27
『没後五〇年特別企画 市川雷蔵祭('20 9/5〜10/9)』: メトロ劇場
<′20 5/12&23(特集上映期間: ′20 5/2~29)公開予定だったが、コロナウィル…
このレビューはネタバレを含みます
伊賀忍者の石川五右衛門が頭領の百地三太夫に翻弄されるお話。秀吉が小姓扱いはあんまりじゃ。
三太夫こと伊藤雄之助の演技が途轍もない。百地と藤林が同一人物とは全く気が付きませんでした…。演じ分けもそれ…