ぼくら、20世紀の子供たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ぼくら、20世紀の子供たち』に投稿された感想・評価

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4.3
カネフスキー映画のカメラはまじでいい。
揺れていることに必然性を感じる。
あと、重要な人物が出てくる時の画面がもつ重力がとてつもない。

いい映画だった。めちゃめちゃ美人なのにえげつない前科持ってる若者たちのあっけらかんとした談笑のあと、監獄にパーヴェル・ナザーロフが姿を現した途端に画面に緊張が張りつめる。「また映画をやりたい」という…

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失せろポリ公と言ったら蹴られた
だから俺は良い加減にしろと怒鳴ったんだ

というのを小学校低学年ぐらいの子供がインタビューで回答する三十年前のロシア。生きるためには手段は問わず、殺しまでもで罪悪感な…

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5.0
ああ これで終わりなんだな こんな形で終わってしまうんだな。 「動くな~」「ひとりで生きる」を経て、最後は面会 背景に映る青い壁がやけに鮮やかで 思い出を語るその目は澄んでいる とても美しい時間だった
たひ
4.0

動くな、死ね、甦れ!を観てから観るとちょっと嬉しいシーンがある。
盗みもする、金をくれるなら殺しもする、って言ってた子供が自殺は?って聞かれて「教会では自殺は最も重い罪だよ」みたいなことを言っていた…

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4.0

『ぼくら、20世紀の子どもたち』『ひとりで生きる』の順で観た。
最初と最後が円環になっている。倉庫のような入口の鉄の扉が開くショットに続き、産院のベッドと思われるところに3人くらいずつ均等に累々と並…

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kkk
-

強烈だった。
かなり演出してるだろうし編集もしっかりしてるけど、作られたものじゃないという強度がストリートチルドレンたち被写体によって強く感じる。タイトルに「ぼくら」と入る意味が被写体の主張の強さで…

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Masa
4.0
きついドキュメンタリーで強烈
子供達が軽蔑してる親や大人と同じレールにこんなに早く乗ってことがきつい
人って環境次第だな
あと撮り方にセンスがあるせいか作り物っぽさもある
あ
-
かなり恣意的なドキュメンタリーだと思ったけど、元ギャング?のカネフスキーだから撮れたものが多いと感じた。

5歳で盗みや煙草、シンナーを体験したことを自慢げに話す子供たち、ドキュメンタリーであることにゾッとする。それに対して教会で歌う子供たちは質の良い服を着て肌艶がよく、話す時もよく考えてゆっくり話してい…

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