敦煌に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『敦煌』に投稿された感想・評価

とり
3.8

空前のシルクロードブームだった時代の締めくくりのような位置づけになるであろう本作。
原作者の井上靖は古代中国の西域地方に並々ならぬ情熱をお持ちで、関連著書を多数残している。
数々の宝物品が先進国に散…

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無影
3.7

戦争は失うだけだが、平和な時に築かれた文化や知恵は残り続ける。
中国本土で撮影された戦のシーンがもちろん見所なのでしょうが、軸の部分では、敦煌文書という史実を窓にして、当時の言葉や文化、そしてそれを…

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L5T
3.3

中国の歴史に疎いため内容はよくわからんが、スケールはめちゃでかい
いつの時代かわからないけどシルクロードを舞台にしてる
いろんな民族が西夏という一つの国で軍隊を形成する、多様性がテーマなのか

中国…

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角川チャンネル限定公開にて。中国でのロケ、豪華キャスト。バブルだからこそ日本でもこんな大スペクタクル映画が撮れたのだなぁと。西夏なので西暦1000年代が舞台なんだな。日本では国風文化真っ盛りの時代に…

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4.0

原作は井上靖の同名小説です。
舞台は11世紀、『宗』の時代。
当時から厳しい試験が行われていた中国の科挙の試験に落ちた趙行徳(佐藤浩市)は、
ひょんなコトから街で『西夏』の女を助け、その礼として、

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西田敏行の役者としての幅の広さに脱帽。
敵役の渡瀬恒彦もかっこ良かった。

◆あらすじ◆
中国は北宋の時代、科挙に失敗した青年の趙行徳(佐藤浩市)は西夏出身の女性を助けたことをきっかけに西夏に興味を持ち、訪問することを決意する。行徳は旅の途中で西夏の軍の隊長の朱王礼(西田敏…

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3.5

敦煌郊外の莫高窟に眠っていた敦煌文献を巡る歴史ロマン。井上靖原作なので、文芸巨編といったところか。

科挙の試験に落ちた趙行徳が西夏の女と知り合ったことから、北宋を離れ西の砂漠へと誘われていく。
行…

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3.4
2024年の初見24本目。 西やんと佐藤浩市や柄本さんなど以外は物故者が多く、本当に涙が出そうなくらい懐かしかった。 「佐藤監督らしい作品」ってひと言でいえばそう。

井上靖「敦煌」を、吉田剛と佐藤純彌が脚色、佐藤が監督した。製作は大映と電通。88年、143分。本作は徳間康快の執念で作り上げた。完成までの経緯でドキュメンタリーが作れるくらいだ。中川安奈が良い。タイ…

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