見事なファンタジーホラーだった。まさかの展開が多く、幸せなひとときと思えば、それは現実自分の生気を奪われていく時間となっていて、とても悲しい。
魂同士のやりとりという意味で、実は私たちの生活によく…
山田太一氏の小説を映画化したものです。
山本周五郎賞の第1回受賞作品の映画化ということもあってか、とても有名な映画のように感じます。
なぜかみるのは3度目です。タイトルはよく覚えていて、他界した家…
「その話とその話同じ映画の中で一緒にやる必要ある?」と思ったのは確かなんだけど、一緒にやったからこそヘンテコではあれどオンリーワンな映画に仕上がったのだと思う。最後の急展開は(ある程度予想出来たとは…
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私、この世ならざるものを見たことないし
信心深いほうでもないからあんまり信じてはいないんだけど
でも魂はあるんじゃないかなって思う
それが何かの拍子に、常世と現世が交わる事があるとしたら
死者へ…
亡くなった魂に縛られて翻弄されつつも 破滅的な結末ではなく むしろ生への執着を取り戻すラストで良かった
小6で両親を失った子供が40過ぎになって もう一度亡くなったはずの両親に再会して 童心を取り…
見るのは二回目。
名取裕子=化け物という印象だったが
実は哀しい女性だった。
クライマックスの演出がグロすぎて
誤解していたのだと思う。
浅草の景色が本当に素敵。
風間杜夫の演技が12歳の少年にな…
両親を早くに亡くし、埋められない孤独感に苛まれながら大人になった人気脚本家の主人公。
家庭を持つも離婚し人生への挫折感を人知れず味わいながら、仕事仲間から「あなたの元奥さんが好きです。片思いですが……
山田太一先生の名作をやっと拝見。
序盤の名取裕子さん演じるマンション住人女性とのやり取りは、現代のドラマや映画ではあり得ない女性の立ち振舞いで、今ではAVっぽさがあった。
時代の変化を痛感させられた…
幽霊ノスタルジーものかと思ったら最後に突然ド級のホラーになってすごい驚いた。両親だけでなく、女も幽霊だったという大どんでん返し。思いの外エンタメで、ホラーであるところに大林宣彦の手腕を見ました。秋吉…
>>続きを読むもう5〜6回は鑑賞しているが、今回英国リメイクの『異人たち』を観るにあたり「あれ?オリジナルはどうだっけ?」と思い、中断して本作を観なおした。
原作の小説も読了しているが、大林監督の起用は正解で、…
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