スパイダー/少年は蜘蛛にキスをするの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』に投稿された感想・評価

肉体の変容を描いてきたクローネンバーグ監督が精神の変容にシフトした(多分「戦慄の絆」辺りから)作品。再鑑賞。

統合失調症のデニス(=スパイダー)の社会復帰リハビリ施設での生活と亡くなった母親を追憶…

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「精神を病んでいる男の虚実が入り混じるスリラー」というとケレン味があるように聞こえるけど、実際には純文学的。
キャラクターの内面の掘り下げという点においては、やっぱりどうしても映画より小説のほうに軍…

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CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5

【運動の停滞は人生の停滞】
デヴィッド・クローネンバーグの作品はたいてい観ているのだが、この作品だけ抜けていたので今回観てみることにした。クローネンバーグらしいテーマの作品であった。

列車が駅に到…

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犬

犬の感想・評価

-

ハマることが出来ずに退屈。シームレスな回想に於いて少年時代の過去(妄想)に現在のレイフファインズが同じ空間に存在して傍観することで精神疾患による差異と答え合わせが顕に感じられる流れは地味ながら惹き付…

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Signet

Signetの感想・評価

-
素晴らしかった。この孤独を描いた監督に感謝したい。
yu

yuの感想・評価

3.2
記録
匂いが大事
いい映像は匂いがするよね。
オープニングのドリーショットだけで
茶碗一杯いける。

統合失調症を患った男が、自らの日記を紐解きながら暗い過去を思い返していく物語。さすがクローネンバーグ監督らしい重苦しい雰囲気に包まれっ放しの作品でした。設定が設定だけに早い段階で薄っすらとオチに気付…

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