昭和の無頼ど真ん中な生活を送る前半の
「昔話を観る」感覚から、
後半に入り、背景や通行人の様相が
徐々に身近な存在である平成に変遷していくことで、
「時代遅れになっていくタイちゃん」を突きつけられ、…
このレビューはネタバレを含みます
生涯300本もの作品に出演した日本屈指のバイプレイヤー殿山泰司の半生を描いた感動作。封切り当時の映画館で観て以来、何度か観ているがまったく色褪せる事なく今回も十分に楽しめた。愛すべき”泰ちゃん”を演…
>>続きを読む名バイプレイヤー俳優・殿山泰司の伝記映画。本人のことをよく知らないので、主演の竹中直人が本人に寄せたのか彼らしい濃厚な変人演技なのか判別つかない点もあって正直スッと入り込めなかった部分もあるが、彼の…
>>続きを読む「泰ちゃん泰ちゃんて心安ぅぬかすな!ワテが殿山泰司の女房や!文句があるならオモテへ出たれぇ!」
「監督怒っとるやろなぁ…」
「この撮影中だけは、死なんといてほしいって言うてはった」
「あとは死んで…
破天荒でいかにも昭和の役者さんの話。
映画の題材としてはとても面白いと思うが、身内に酒癖の悪い人が複数いた自分には時々見てるのがキツかった。
荻野目慶子のヌードシーンがあるとは知らなかった。大胆で驚…
三文文士という言葉はありますが、三文役者と辞書で引いても出て来ない。役者の世界でのみ通用する言葉なのであろうか。
三文文士とは売れない作品しか書けない文筆家のことだが、同様の意味だとして考えたら彼…
見ているうちに、あ!この役者さんいた!実在の人物を描いた作品だった。演技派の俳優さんたちが出演されていて見応えがあった。タイちゃんは破天荒で身内は迷惑も被るけれど多くの人に愛されたわけがわかる気がし…
>>続きを読む近代映画協会