至福の70年代。
「赤ん坊は…私です」 こんな苦し紛れの返答をサラッとしてしまう脚フェチおじ様の回顧録。至って真面目に綴る本人なのだが、その変態ぶりを惜しげもなく語る文才に危うく酔わされるところ。…
ベルトランがシンプルにキモくて、作品も真面目なタッチだから笑っていいのかわかなかったな…
女性自身というより、女性たちの総体、あるいは女性という観念をベルトランは追いかけているようだった。女性たち…
波に揺られる船、風に振り回される飛行機、「美しくバランスよく地球を測るコンパス(=女の脚)」を追いかける男・ベルトラン、、、ロメール 「クレールの膝」と同じく、十分に気色悪いけどここまで徹底してると…
>>続きを読むフランソワ・トリュフォー監督作品。
撮影:ネストール・アルメンドロス。
シャルル・デネ演じる脚フェチの中年男ベルトランの、今までの女性遍歴とそれを本にする過程を描いたコメディドラマ。
最初から最後…
「あなたの言葉はあまりに命がけで、断れないのよね」のセリフがかっこよくて痺れた。ただただトリュフォーが大好きな脚を思う存分映画にした作品で、説明的なカットが多いし(喋りすぎ!)期待していたほど面白く…
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