狂気のクロニクルを見たとき、素晴らしいと思いつつカレル・ゼマンのベストではないことがわかっていたのだけど、それは直前にこの映画の予告を見てしまっていたから
月面着陸した男がシラノ・ド・ベルジュラッ…
月に降り立ったトニークとその前から月にいたミュウヒハウゼン男爵が地球を旅する物語。トルコでの一悶着や魚の中で生活する話、海中で馬に乗る話、大砲に乗って戦火を上げる話など短編集の様な形で綺麗なコラージ…
>>続きを読むカレル・ゼマン作品を観るのは2作目。
言わずもがなだが、実写とアニメの融合が見事。細かく描き込まれた背景とか、魚とかペガサスとかの生き物とか。ストップモーションもたまらない。
絶妙なユーモアを交え…
個人的には「悪魔の発明」よりも、こちらの方が目一杯カラフルで、独創的な冒険に彩られた本作はかなりハマった。月世界から海へ、創造性だけで突き抜けた一つの人生の横断に、溢れんばかりのユーモアとギャグ、恋…
>>続きを読む