三島由紀夫の東大全共闘のやつを見た直後だったのもあり、地続きの問題意識で見られたのがよかった。
作品に意味を宿しうるのは客体に対する暴力でしかないこと、そしてその客体は欲望されうるものであることも…
吉本隆明が言っていたこと?:現実に打ちひしがれて幼年期由来のムチャムチャした妄想から離れられなくなるとかなんとか。
男と女の関係、そして女の身体に時代の暴力のありかたを投影している。
中盤までなんだ…
討論のような会話、死んだ男は何を撮ったのか?撮らなかったのか?果たしてその男は、そもそも存在していたのか?激情にまかせ叩きつける感情の昂まり、残された男と女の闘いの議論。その叩きつける感情が、大島渚…
>>続きを読む麻布高校在学中の1968年、「おかしさに彩られた悲しみのバラード」で第1回フィルムアートフェスティバル東京のグランプリとATG賞をW受賞して「天才」と騒がれた原正孝(原将人)が、佐々木守とともに脚本…
>>続きを読む正直僕の映画人生の中でもトップクラスで「良くわからない」映画の代表です。
あのね、「面白い」や「つまらない」はまだましなの。これは全く「わからない」。何が言いたい大島、何がしたい大島、何がテーマだ…