美しい撮影の中で繰り広げられさすごく幻想的なこの作品に幻惑されて、魅了されていくうちに主人公と同じ執念を観客も燃やし、ホラーじみた狂気からやがて心理サスペンスへと雪崩込んでいくような語り口には、一部…
>>続きを読むスイスの歴史的背景に詳しくないからかそこまで入り込めなかった。
もうちょっと誰がイェナチュを殺したのかっていう謎に迫っていく視点が欲しかった。
古い映画にありがちな幻想的すぎる感じ。
ニナが誰かに…
不思議、と思う方が間違っているのかもしれない
意識の問題なのかもしれない
そう思わせる地続き感
見たい知りたいと誘われて行く主人公の容姿はあちらの世界に違和感なく溶け込み、境界線すら曖昧にしてみせる…
原題の”Jenatsch(イェナチュ:人名)”は17世紀スイスに実在した政治的指導者で、劇中に現れるようにポンペイウス暗殺に加担し、その20年後に斧で惨殺されている(スイスでは有名らしい。日本でいえ…
>>続きを読む17世紀のスイス、グリソン州の英雄イェナチュとその死の謎をめぐる物語。
クリストフは研究者である人類学者トブラーを訪ねる。ある「鈴」を手したことを境に、イェナチェをめぐる記憶と幻想が美しく交差し始…
「ラ・パロマ」等のほうが映画としてはぶっ飛んでいて好き。ストーリーは受け取りやすい映画となっている。
英雄的歴史ミステリーである点は、ベルトルッチの「暗殺のオペラ」と大変似ている。
また、音楽が…
この時代の日本の映画と比べると映像技術全然違うなぁと思う。
ぬるっと気づいたら昔にタイムスリップさせられてる感じが私も体験できて良かった
難しいこと考えられなくてもぼーっと見ても美しいと感じる。映画…
鈴が鳴るとき過去へとつながる。悪夢のよつな超現実への移転が蠱惑的でスリリング。キーアイテムであった鈴が捨てられるといよいよ虚実の境目がなくなってくるのにブチ上がる!
世界一美しい発泡スチロールが見ら…