みんな滑舌悪くて何言ってるか分かりづらい。18人に焦点が当てられるのかと思いきや、それをまとめる島崎視点の物語。若者がこれだけ固まってフラフラしてるとそれだけでいい画になる。吉田喜重らしい美しい画面…
>>続きを読むタイトルは日活の裕次郎映画っぽいけど全然違った。肉体労働者たちの汗臭い人間ドラマをこれでもかと見せられる。
なんといっても18人の若者たちの躍動感が素晴らしい。個人が匿名化されて何をするにしてもゾロ…
日活の裕次郎映画みたいなタイトルだし、実際『やくざ先生』辺りに似た部分もあるが、遥かに殺伐としている。
20分もあれば生徒を信者化してしまう裕次郎の教師モノに慣れている身からすると刺激が強い。
ヤ…
(別媒体から感想を転記)
2023/06/17造船所で働く18人の若者と、その監督を任された男。大人数をさらっと画面に収めてしまう撮影の巧さが際立つ。最近、いまだに労働が存在することが許せない。
…
皆川敏夫原案、吉田喜重が脚本・監督した青春ドラマ。
瀬戸内海に面したK市のY造船所。島崎宗夫はK造船所の下請工場、大和田組の社外工であった。ある日、厚生係長村田から寮の管理をすれば特別給与も出すと…
まずもって言わなければならないのは吉田喜重は「場」の発見に極めて長けているということ。
で、めっちゃくちゃ面白い。労働者映画、メロドラマ、サスペンス、ヴァカンス、青春が一つの鍋で煮込まれて怪異的な映…
蘆屋雁之助のサングラスを三原葉子(だったのね!)がかけるあたり異様にゴダールしとる。こんだけ野郎が出てて、しかし男の顔不足があいかわらずすさまじいこの人の映画はちょっと異常。「男が撮れなかった」って…
>>続きを読むカープの試合が見られて良かった笑
この頃は12年後にカープが優勝するなんて広島市民でさえ思ってなかっただろうなぁ。
社会のはみ出しものを描いた作品はあまり好きじゃないんだよなぁ。皆それぞれ問題を抱…
1963年製作公開。原案皆川敏夫。脚本監督吉田喜重。
嵐を呼ぶ、って付ければ客が入ったんだろうか。造船所。社員作業員と非正規作業員。労働組合がサボタージュするんで非正規に働いてくれよなんて、資本家…
十八人の非行少年が共同生活をする寮の管理を任される若者。
少年達を指揮するのも現役のチンピラだから始末に置けない(笑)
香山美子がまだ垢抜けてない感じで可愛らしい。
度々主人公たちを呼び出す兄…
松竹株式会社