見世物小屋で働く男が、バーナム効果の読心術で成り上がろうとするニューロティックスリラー。透視術というオカルトめいた超能力を見破る精神科医の心理療法も、同じく怪しげな儀式として描かれている点に時代を感…
>>続きを読む詐欺で成り上がろうとする読心術師の転落を描いたフィルムノワール。
原作はウィリアム・リンゼイ・グリジャムの小説「ナイトメア・アリー」。
【原作のお口直しに丁度いい作品】
ハリウッド化された「ナイ…
奇術師、読心術師、詐欺師。何かを信じること、信じ込ませること。演じることを止めれば、“リアル”も仮初めのものへと転じて、その場に生じていた魔法は解けてしまう。これは映画そのもののことでもあるし、もっ…
>>続きを読む科学が発達した現代においても、オカルト的なものに大衆は未だ惑わされる。しかしそれは全て悪いとは言い切れないと思う。真実かどうかではなく、超現実的なものによって精神的な安定を得る場合もあるからだ。
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デル・トロの『ナイトメア・アリー』のリメイク元。
『ナイトメア・アリー』は公開時、劇場で観た。バッドエンドの映画だったが、リメイク元の今作は、昔のハリウッドムービーらしく、ちょっとしたハッピーエンド…
(2025.88)
場末のサーカスで霊能力者のジーナとその夫ピートの手伝いとして働くスタン(タイロン・パワー)は、暗号を用いてテレパシーを行う夫婦の芸に目をつけ、なんとかその技術を盗み出そうとしてい…
質問
見せ物一座で活動することになったスタンは、一座のジーナから読心術を学び、恋人モリーとともに独立をするが、詐欺まがいの手法に手を出してしまい……
カード
人間関係
ヒヤヒヤ
どうなってい…
このレビューはネタバレを含みます
野心渦巻くショービジネスの裏側
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📍あらすじ
見せ物小屋の巡業劇団で雑用係として働くのスタン(パワー)は読心術のカラク…