その奇怪で幻惑的な構成や強烈なヴィジュアルばかりが取り沙汰されがちだけれど、実はとても「優しい」映画だと思う。
『裸のランチ』と銘打ちながらも、同題の原作小説とは内容がかなり異なり、どちらかといえ…
ウィリアム・S・バロウズの原作小説は未読。この映画はあくまでクローネンバーグが作家バロウズの心情を汲み取って再構築したものとのことなので、これで難解と言われる原作を理解した、味わえたと思わない方が…
>>続きを読むもちろん理解不能。理解不能ではあるが、興味が持てない訳ではなく、取っ掛りはあるというかなんというか。謎の生物がなぜか魅力的に感じるんだよな。
この手の映画は理解するのではなく雰囲気や風景を楽しむよう…
監督本人が「映画化は不可能」と語り、代わりに原作のエッセンスと、バロウズの実人生をミックスし、ビジュアルで翻訳しようとした作品。
原作にまとまった物語はないので、本作では「妻を撃ち殺し、自分の現実…
原作は何度も読んだのに長年グロナンセンスなのかなという先入観で観れてませんでしたが演出や作り込みが洒落ていて世界観に引き込まれた
錯乱な設定ながらストーリーも流れは通っていてバロウズのドラッグや執筆…