・「リンダリンダリンダ」「もらとりあむタマ子」は好きだったが本作は個人的にピンと来なかったかな
・父親ヘラヘラ、姉はヒステリー、主人公ウドの大木、弟お馬鹿ヤンキー?ヤクザとその女、ボケた祖父、イライ…
鬱屈した閉鎖的社会の中で渦巻く人々の欲望、悪意に満ちた言説、何の希望も見出せない人生の闇、全てが凝縮された(個人的に超好みな)日本の地方都市映画。
唐突に爆発する暴力の衝動は90年代日本映画(北野…
ポスタービジュアルからして『ファーゴ』っぽいし、実際そんな雰囲気の映画。もっとも、タイトルに反して、事件らしい事件はなかなか起こらない。閉塞感と鬱屈がじわじわと映画全体をストレスフルに侵食していく中…
>>続きを読む二回目の鑑賞。一回目観たときはオフビートで面白い、ファーゴみたい、という感想を持った。そのとき、色々素通りしていたというか、あまり真面目に観てなかったんだと二回目観て気づいた。
凄いショッキングで…
山下敦弘監督作品、3作品目。
ひとは自らを正当化しながら生きていると思うが、
その正しさとはなにか。
なにが正しくてなにが間違っているか、
そんなことは当事者でない限り
誰にも判断できないのではな…
このレビューはネタバレを含みます
田舎特有の息苦しさマックスの雰囲気がたまらない。
序盤からほぼ終盤まで鬱屈して息苦しい展開がずっと続く。そんな中で翻弄される主人公の新井浩史は緩やかに、だが確実に狂っていき、ラストの乱射へと話は進む…
もとは新井浩文が出てるというので映画館に観に行きましたが、この映画で山中崇が好きになりました。三浦友和にキムラ緑子、キム兄とかワクワクする俳優陣。人間のいやーな感じもあるけどちょっと可笑しくて、憎め…
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