一歳八ヶ月のターちゃん(太郎)が主人公。
ターちゃん目線のナレーション(声・中村メイコ)から、
映画は始まる。
画期的な設定だが、物語は、
ごく普通の夫婦(山本富士子&船越英二)の子育て奮闘記。
…
このレビューはネタバレを含みます
今ではジャンル映画として確立された感のあるキッズホラーチャイルドホラー。子供が魔物におそわれるのと子供が無垢ゆえに大人を災厄にまきこむのの二種類がある。本作はその源流ゆえ両者未分化かつ雑多なホラー要…
>>続きを読むこの年のキネ旬一位を獲得した、市川崑の異彩を放つホームドラマ。
物言わぬ赤ちゃんに大人と変わらぬ視座を持たせ、ナレーションでもって船越英二と山本富士子の夫婦が親となり、家族の繋がりを強く感じるまでを…
松田道雄の育児書を和田夏十が脚色、1962年。女性のセリフがいちいち良い。男は家事に対して、やってあげるという上から目線なので、ひとつひとつに気持ちが入っておらず中途半端でいい加減。団地と一軒屋、大…
>>続きを読む【市川崑特集⑦ 私は青二才】
たーちゃん(太郎)役の子役がとっても愛想よくて、笑顔を見ていると思わず心が和んでしまう。
1960年の『おとうと』と並びキネ旬ベストテンの第一位に輝いた本作は、タイ…
大映男優祭でいちばん観たかった作品。スケジュールが合わずスクリーン鑑賞は断念(泣)
何ですか、この風変わりで味わい深いステキな作品は!太古の昔から今まで赤ん坊の気持ちは推測で知るしかなかったけれど…
とにかくシュール。船越英二の顔芸といい、市川崑のジョークといい、とにかく珍妙な面白さがある。「死と生」というテーマが画面全体に横たわっていて、シニカルかつ超自然的な視線が満ちていた。育児ものの傑作だ…
>>続きを読む傑作。また良き子ども映画に出会ってしまった。
市川崑が撮る赤ちゃん最高。和田夏十の脚本がまた素晴らしくて。
とにかく主演の太郎ちゃんがまぁ〜可愛くて可愛くて、抱っこして顔埋めてハスハスしたい〜たま…