1957年のある朝、スペイン北部で暮らす一家の父が行方不明に。
枕の下に振り子を見つけた娘は、父はもう戻らないと悟る。
8歳から15歳になった少女の視点で描かれる静かな作品。
バイクに乗せてくれた父…
(別媒体から感想を転記)
2023/01/08
謎めいた父の孤独と秘密。娘はとても聡明で感受性が高く物事を見通す目を持っている。『ミツバチのささやき』のアナ・トレントもそうだったし監督の理想が投影…
内戦の記憶に囚われたスペインが青い光に照らされる。
光と影の劇的なコントラスト。
陰影の濃い映像が美しく、人物が暗闇から浮かび上がるようなカメラが当時のスペインに残る悲劇の記憶を表している。
暗…
・全体の構造
本作は父親の存在が大きなファクターになっており、幼い頃のエストレーリア、分別がついた頃のエストレーリアが、その折々に父と交わしたことばや一緒にいた光景などを、大人になったエストレーリア…
ハッキリいって傑作でしよう!
これ、当初の予定ではスペイン北部の前半と南部の後半を合わせ三時間の映画だったが、資金難で半分の一時間半になった。よって、タイトルのEl surは、南という意味だが本作…
ビクトル・エリセ監督が、同作から10年を経た1983年に発表した長編監督第2作。
「ミツバチのささやき」はそんなに面白く思わなかったのですが、最新作の「瞳をとじて」が面白かったので、今作も鑑賞した…
よわよわ親父。グレイテストショーマンといい勝負だ。要らん夫。
モノローグのおかげでミツバチよりわかりやすく助かる。
えっここで終わんのw あのおばちゃんとかどうすんのw
ってめちゃ気になったので…
この後どうなるんだろう、といつも続きが気になる&余韻の残る終わり方をするエリセ監督の作品。かなりドストライクなストーリーだった。もちろんcinematography も素晴らしかったけど
最近、父…
ビクトル・エリセ長編2作目。
制作の都合でいくつか取れないシーンがあって、未完とのことだが、どこ足すつもりだったのか気になる🤔
父親がいなくなることから始まり、父親が大好きだった幼少期から歳を重ね…
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