『ミツバチのささやき』と並ぶビクトル・エリセ監督の傑作、やっと鑑賞できた。
絵画的、内戦期のスペイン、1つの家族、1人の少女目線という点など、共通してる箇所が結構がありました。
窓から入る光と闇…
物語は大事なことは語られずとも、なにか意味があると感じさせてくれる内容です。
派手さはなく静かなのですが、父と娘の物語がしっかりとそこにあるのが感じられました。
共感できなかったところは、父がほか…
スペインの名作らしいんですが、自分には響かなかった。
客を選ぶタイプの映画です。
スペインでは内戦があったらしいんですが、それを知ってる日本人は少ないだろうな。
その内戦がストーリーに関わってきます…
映像が詩的で、娘による語りの形式も良かった。自殺シーンの湖面の夕景◎
・父と子の踊り、協会嫌い、山への発砲。
・妻による赤毛糸の巻き取り
・映画で殺される役にしかならない南の女。
・「思ったままな…
スペイン内戦が親子の分断も引き起こして息子の人生全てに暗い影を落とした様を終始見せつけられた様に感じました。
だからヒロインとパパとの初聖体拝受式のシーンの幸せぶりが共に過ごした短い期間をより尊く、…
言うまでもなく大傑作。弛緩したショットが全く無い。冒頭、窓から差し込む外光が露わにする黒の強さに恍惚。その光量が示すように、父娘の関係性の推移が語られていく。カフェで窓越しに交わす視線、煙草の煙の雄…
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