ろうあ者同士の夫婦に健常者の息子…コーダ作品の先駆け作品。と言っても主役はあくまで夫婦。手話に字幕をつけたのはこの作品から。
とにかく高峰秀子と小林桂樹ふたりの手話での会話がとても自然。
障がい者だ…
手話で話す指先って美しいな。
慈愛に満ちた夫婦が助け合いながら やっと普通の夫婦のようになれたと語り合った直後のお別れは何と辛い事か。
その原因となった加山雄三の登場は華やか過ぎる分だけ より悲し…
東宝、モノクロ、家族ドラマ、障害者もの
出演者
高峰秀子
小林桂樹
原泉、荒木道子、根岸明美、草笛光子
加山雄三、高橋昌也、松本染升、沼田曜一
中北千枝子、南美江、一の宮あつ子、賀原夏子、河内桃子
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戦後の貧しい時代に苦労して
“ろうあ者” の夫婦が助け合って生きていく。
その姿は本当に感動する💫
もちろんバリアフリーなんて意識はなく、
周囲には差別が蔓延し、不幸や災難が続く。
主人公の夫婦は…
松山監督作品を初めて観ましたがまあまあ良かった。
育て方を間違わなければ子供は希望となり、一方で間違えてしまうと迷惑になってしまう事をさりげなく描いている。
昭和20年代から30年代の街の風景等々…
『名もなく貧しく美しく』(なもなくまずしくうつくしく)は、第二次世界大戦終戦後の困難な時代を実話に基づいて描いた日本映画である。1961年1月15日公開。東京映画製作。東宝配給。併映は『銀座の恋人た…
>>続きを読む高峰秀子演じる秋子は「生きているのが一番よ」という考えの持ち主。そんな秋子さえ世間に、子育てに疲れ「楽しいことより苦しい事が多い生活でした」と言わせてしまう。生きていくって、簡単じゃないんだよね。
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地味だが真摯な感情がこもったいい現実主義映画である。いろんなシーンに泣きそうになった。特にふたりが走る電車の中でガラス窓を越し手話で告白するところは、セリフなしでも映像の魅力がよく溢れてきた。あまり…
>>続きを読む伝説の名作、やっと観れた。時代を考えるとなおさら非常に意義深い作品だったと思う。素晴らしいシーンもあった。だけどきっと賛否両論あるあのラストには、わたしも松山善三に文句を言いたい。仏版みたくハッピー…
>>続きを読む聴覚障害のある夫婦とその家族たちの物語。普通とか、幸せとか、そんな事について考えさせられた。助けあおうという約束、その気持ち、とても尊いものに感じた。
1961年に手話を使って映画を撮るというのは斬…