猫も恋も行方不明。
さらっと人種差別とか移民問題とか女性から見た男のケダモノぶりとかも出てくるけど、
それもひっくるめてのC'est la vieな雰囲気に包まれた人たちと、工事だらけで生まれ変わ…
セドリック・クラピッシュ監督の映画が観たすぎてDVDに手を出した。
96年の映画の割には古臭くない。
最近の作品は確かに洗練されてとてもスタイリッシュにはなってるけど、この時からクラピッシュ節は炸裂…
少し前に観た。
全体のトーンはのんびりで、事件性はゼロ。猫を探すだけの物語。だけど不思議と飽きはしない。ヴァカンスの描写が一瞬で終わるのが最高。あれで、この映画は大事件をやる気ないなって悟る。で…
映し出されるパリの街は壁が落書きと貼紙だらけで、工事中だったり、浮浪者が寝ていたり、、。主人公は不幸体質で仕事も恋もイマイチ上手くいかず、暗く沈んだ顔をしていて、まぁ全然華やかさのない映画。でもそれ…
>>続きを読む大事な猫をきっかけに。
都会暮らしでも繋ごうとすれば人の輪ってあるんだなと思う。ストリートスナップを見ているみたいな自然体の雰囲気だった。
グリグリも他の猫も人々も皆マイペースでそれでもいいんだよな…
(C)VERTIGO PRODUCTIONS-FRANCE 2 CINEMA-1996