ラスト・オブ・イングランドの作品情報・感想・評価

ラスト・オブ・イングランド1987年製作の映画)

THE LAST OF ENGLAND

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.6

『ラスト・オブ・イングランド』に投稿された感想・評価

1987年、イギリス、荒廃したイギリスを描くアートハウス系のドラマ。
ストーリーはなく、断章のドラマ、ホームビデオ、フォトモンタージュ。

再鑑賞。

当時のサッチャー首相への批判(特にフォークラン…

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5.0
the last of England!
赤と青と黒と白の世界に軍の色だけ
蝶よりも蛾が好き
デレクジャーマンのモンタージュ
青春
-
このレビューはネタバレを含みます

1987年。British Screen、チャンネル4、ZDF提供。

Anglo International Film製作。

ティルダ・スウィントン、スペンサー・リー主演。

映像詩だが、『エン…

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なぎ
3.4

デレクジャーマンの代表作ののひとつ
ジャーマン自身の幼少期のホームビデオの映像を使って、(荒廃した)今のイングランドとのコントラストを出してる。
今のイギリスは暗くてスモーキーで重々しい
でもジャー…

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全体に流れる終末感が凄まじい。
場面によって打ち出される赤、青、緑のイメージが印象的です。
そして、何はなくとも、この映画にはティルダ•スウィントンがいる。
終末のミューズ感、、妖艶だった。

意匠に寄りすぎ。といっても1時間半見れるほど格好良くはない。アヴァンギャルドなのは結構だけれど実際に機能するか考えたら、この映画とは真逆の保守的な映画の方がよっぽど機能するだろうし、もしくは商業映画…

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色味がいい。映像系

モザイクがひどい笑
Juzo
5.0

この作品は、「わかりやすさ」を完全に拒否している。
だからこそ、ここにあるのは言葉にならない怒りや喪失感。
サッチャー政権下で崩壊していく社会、LGBTQへの抑圧、芸術と自由の危機、そして故郷への絶…

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