ブニュエルによる唯一のドキュメンタリー映画。
序盤は同じ地方でも裕福な村から映し始めていて、ドキュメンタリーながらも狙ってやってんのかと言いたくなるくらいに映像の選別とナレーション内容のセンスがシ…
ひとつのシーンに固執せず、ぱっぱと進んでいく。情報量は多いが、若干せっかちでもある。ナレーションとBGMに埋め尽くされているため、音響的な楽しさは皆無。ヤギが崖から転落し、ロバに蜂がたかり、犬に食わ…
>>続きを読むかのブニュエルが監督した本作は、スペインのエストレマドゥーラ地方にある貧しい村、ラス・ウルデスの厳しい生活環境を描いている。この映画は、地域の住民が直面する極度の貧困、栄養失調、病気、教育の欠如など…
>>続きを読む窓と鏡の狭間に──スペインのラス・ウルデス地方、荒廃した極貧の集落にひたすらに淡々とカメラを向けたドキュメンタリー。村は常に食糧に乏しく、栄養失調や病気が蔓延し、人々は町に出て物乞いをして得た服をボ…
>>続きを読むドキュメンタリーではあるんだけど、ヤギ、崖から落ちたんじゃないよね、落としたでしょ、とか思っちゃう。ロバがハチに襲われたところ違うんだろうな、とか、昔の映画観てると、無駄な殺生どうしても気になっちゃ…
>>続きを読むブニュエルの監督3作目は、スペインの山岳地帯の寒村のドキュメンタリー。27分。想像を絶する貧しさは、ある意味シュール。
ブニュエルは語る。「彼らの知恵、救われぬ土地に対する愛着に惹かれた。少なくとも…