このレビューはネタバレを含みます
扉やケースや鍵で戦争によって閉ざされてしまったものを、楽器では戦前の幸せをそれぞれ示していて
ウォルターの部屋と同様に鍵のかけられたピアノがポールの自身のものではない譲り受けたバイオリンでの演奏によ…
素晴らしい!心の正直で素直な葛藤が◎!★4.1
何故こうなる?!フランス人もドイツ人もお互いの言葉を勉強し、お互い理解し合い合っていたのに、それが戦争で理由もないのに殺し合うなんて・・・(><)…
再見。
開かずの間となった息子の部屋の佇まいが素晴らしい。扉が強調する断絶と隠蔽。
厭戦ムードの泣かせがしつこいと感じざるを得ないが、戦禍の病理のごとき落とし方には震えてしまう。戦後こそ最も長く苦し…
このレビューはネタバレを含みます
名作……。
こういう良き反戦映画を観る度にこんなに良い作品あったのになんで未だに戦争起きてんねん…全員アホか…映画観ろ…という気分になる。
戦争が一兵士にどれだけの罪を背負わせることになるのかを…
フィリップ・ホームズが少々心理的過ぎる気はするけど、後半の畳み掛けは凄い。泣いた。
ギャグ的にも使われる扉の開閉が最後の息子の部屋では何とも重々しくなる。照明の暗さ。
そしてバイオリンのケース、ピア…
舞台は第一次世界大戦終戦一年後。
フランス人の主人公は、戦場で殺してしまったドイツ人の若者への罪悪感から、彼の遺族に会いに行く決意をするが、亡き息子の友人だと勘違いされ歓迎されてしまい・・・
という…
喜劇の巨匠ルビッチ監督が手がけたシリアスな反戦ヒューマンドラマ。英題「Broken Lullaby(壊れた子守歌)」。
1919年パリ。ノートルダム大聖堂では終戦1周年の式典が行われていた。その片…
戦争によって閉ざされていた何かが扉や窓、鍵の開け閉めで丁寧に演出されているけれどこの異様なまでの回数は何なのか。冒頭のPTSD描写からラストの演奏と音で始まり音で終わっている脚本もこの過剰さに収まり…
>>続きを読む