20年以上も前の映画ではあるが、怖さと不気味さは今観ても、斬れ味抜群でゾッとする。なかでもタンクからのダイブシーンは、テレビCMでよく流れたのを思い出しエモ。それに何度も観ても、やはり強烈であった…
死にたくなる日が来る度に、「死は永遠の孤独だ」というセリフを折に触れて思い出す。
黒沢清の映画は万人受けは厳しいけれど扱われている題材、登場人物の抱えるもの自体は極めて普遍的。
本作の場合は「ネッ…
真の幽霊は生死の彼岸にある(あるいは生者と死者は手を取り合うことができる)という洞察は光っている
追記)しかしながら、生者が幽霊と手を取り合うことが不可能だとすれば、喪はいかにして為されるべきなの…
思ってたより俗っぽいというかいわゆるJホラーっぽい質感が強いんだけど、しっかりと『Cure』のような不穏さと『カリスマ』のような不条理を兼ね備えた独特な映画になってる。
幽霊の出現についてそれっぽい…
いわゆるジャパニーズホラー大の苦手な私がこの作品を好きなのは、
怖いだけじゃなく幻想的な演出が芸術的で
この作品ではピントが向こう側と合ってしまうと連れてかれるというような世界観があり、
また、最後…
意味のわからない怖さ
幽霊ってほんとうにいたらこんな感じなんだろうなっていう見え方(黒い影だったり、顔にもやがかかってたり)とか動きで怖かった
特にくねくねしながら近づいてくる幽霊が妙にリアル
黒沢…
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