美術セットが隅々まで素晴らしく、シュールで耽美で不穏で筆舌に尽くしがたい。
主人公が列車に乗って療養中の父の見舞いにサナトリウムを訪れるところから始まる。療養所の中は荒れ果て、父は今にも死にそうだ…
ポーランド映画祭2025。病状の父を見舞い荒れ果てたサナトリウムを訪れた男。蜘蛛の巣と埃に覆われたサナトリウムは時間法則が歪んでおり、男は怪しげな医者とやけにエロティックな女性たち(ハス氏の趣味だと…
>>続きを読む色々あってずーっと観たかった作品。期待通りの出来に満足。これは観ずに死ねなかったな。
それはそれは異様な列車に揺られて、父親の入院するサナトリウムにやってくるヨーゼフ。乗客、車掌、全てが色褪せ、埃…
いかんせん教養が無くてさっぱりわからんかったよ
最初から最後までわからなくても感銘を受けることはあるので(グラウベル・ローシャとか)おそらく、この監督の何か根源的なところに相容れないところがあるんだ…
映画館の暗闇に足を踏み入れた瞬間、私は直感した――今夜、私が目にするのは、ただの映画ではない。これは時間と空間を超え、心の深層にまで侵入してくる、異次元の体験なのだと。スクリーンに最初のフレームが映…
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