極楽特急の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『極楽特急』に投稿された感想・評価

4.0

1932年製作。原作戯曲ラスロ・アラダール。脚色 サムソン・ラファエルソン。監督エルンスト・ルビッチ。上映館で、ルビッチ監督の特集上映をしていて、本作鑑賞以前に『ラヴ・パレイド(1929)』『結婚哲…

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「盗み」が主題であるはずなのに深刻にならない作品。登場人物たちはゲームのように盗みを繰り返し、それはいつしか恋愛へと姿を変えていく。
細かいギャグも気が利いているし、冒頭のカメラワークも素晴らしい。
泥棒がハートをぬすむという設定で、クサくならない品がとてもあるコメディ。
時計や複数の部屋と扉を使った撮影がヒットしまくる。

極楽特急、時代を感じる邦題好き。極楽も謎だし特急もどこから。今までで一番謎な邦題。好きです。
ケイ・フランシス、初めて見たけど綺麗。ミステリアスな雰囲気で。イザベラ・ロッセリーニにすごい似てる。
平…

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「小粋」や「軽妙洒脱」といったありふれた褒め言葉では表せないほど粋な映画。決して泣くような作品ではないのだが、観終わった後で幸福すぎて涙ぐんでしまう。大泥棒と金持ち未亡人との駆け引き(恋も含む)は、…

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全然タイトルが合ってないけど、当時はルビッチにとりあえず特急って付けとけ!って空気感だったんだろうか?
話自体はそんなに面白く感じず、キャラにハマれるかどうかが大事なのかもしれない。おわり
B
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平然と嘘をつける人がなんなら1番魅力的
3.7

 冒頭、窓外から捉えていた人物が転倒するのを合図にカメラが動き出し、クレーンショットが延々と外壁を舐めた後に主人公を映し出す。ルビッチにはこんな凝ったことをやるイメージはなかった。まあ以後は基本普通…

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「平和以外のすべてを盗んでいきました」
ルビッチはすごい!

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