ホン・サンス監督『アバンチュールはパリで』(2007)
離れていても愛を誓えるか、恋をおさえられるかーそしてすべて不可能へ✨ その先にある懺悔のみが、皮肉にも、もともと愛や恋であったことを知らしめ…
『浜辺の女』もそうだけど、監督の作風知らずにイメージ画像だけで観た人はなんだこれって思いそう。売るためだと思うけど、悪意でやってる可能性も無きにしもあらずそう。
ホン・サンスの作品、安定して面白いけ…
カメラの動きが癖になる。ズームもノリノリで愛らしい。ロメールを近くに感じます。ホームレスにサンドウィッチをあげるささやかなシーンはキラキラのシールをあげたくなるくらいの煌めきが。
前半は好きだけど、…
けっこうお腹いっぱいだなと思ってだいぶ見てかなったホン・サンス。
長いのを承知した上でチャレンジ。
ホン・サンスは男のクソさを強調しつつ、
よくもまぁ毎回イヤな気持ちにさせてくれるなぁと思っていた…
日付で見せる時間軸の演出方が効いてるのか、ここまで展開の速さが上手い脚本は稀な気がする。
144分が倍以上にどころか4ヶ月近くに感じる詰め込み度、もうほんと飽きさせてくれない。
ちょいちょい小洒落た…
比較的短めな作品が多いホン・サンスにして珍しく2時間半近い作品。長くなっても何も変わらず、すました顔でいつも通りのストーリーを繰り広げていくのだが、全く飽きずに観られる。これだけ長いホン・サンス作品…
>>続きを読む1カットの尺にもズームのポイントにも登場人物の感情の動きにも論理構造が一切感じられず、それは俺だ。かと言って移入する箇所もなく、あらゆる解釈の落とし所をすり抜ける映画は稀有であり、何が面白いのかわか…
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