ヘアカーラー
Buffalo'66が鈍い水色と赤色の映画なら、WANDAは鈍い水色と黄色の映画だと感じた。
赤色はこの映画にも登場する、赤いクルマに赤い服の女、でもワンダにはそれさえもどうでもいい…
あまりハマらなかった。
男性が撮った作品だったら、女を馬鹿にしていると感じたかもしれないが、知的な女性が自ら脚本・監督したのだから、これを撮らざるをえない、という何かがあったのかもしれない。
悲劇…
ロードムービー枠なのかな。
でも、このひとのなかに何か、蓄積されただろうか。
明日か明後日か、来週には忘れてそうな、軽薄というか白痴的な、そのキャラクターは少し露悪に感じた。
まるでどこからか流れ…
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