バーバラ・ローデンという人を知らなかった。
主演・監督・脚本をひとりでこなし、しかも本作が唯一の監督作品。それだけでも興味が湧く。
今でこそ大人の発達障害も認知されているけれど、この作品が撮られた…
徹底して小さな声で語られた、この実存感覚の痛切さ。本当に切実なことは、いつでも小さな出来事として起こり、だからこそ小さな声で語られなければならないことを、あらためて思う。それは、ほとんど震えに近い。…
>>続きを読むフィルムのざらざら質感が残像に残る。監督も脚本も主演のワンダ役の人なんですね。Wikipediaで調べたら幼少期に虐待を受けていたと書かれていて、腑に落ちた。夫と離婚して子どもと会えなくなっても男に…
>>続きを読むロードムービーものだから見たけどなかなか面白かった。
容姿は綺麗にしているからぱっと見普通の人に見えるのでお酒もおごられるし色んな人に声かけられたり助けてもらえるし結婚もできるし子供も持てるけど何か…
本当にダメな主人公だった。
主人公を救ってあげたくもなるが、何が幸せで何が不幸せなのかは人それぞれなので、もしかしたら主人公は幸せだったのかも。
それか、何も考えていないか。
アメリカンニューシ…
例えとしては良くないが、飼い主に虐待されながらも尻尾を振っているバカ犬を見たときの哀しさに似た印象が残った。
映画的な嘘(矛盾)が気にならないわけでは無いが、アメリカンニューシネマの名作となっていて…
【ダメ女】
アメリカ映画、バーバラ・ローデン監督・脚本・主演作品、1970年。
女優で監督でもあるバーバラ・ローデン(1932~1980)の作品。ローデンはエリア・カザンの妻としても知られる。
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