半世紀前の作品だけど、これ時代が変わっても変わらず理解できるし面白いだろうな。
秩序だった人間社会においてのワンダを傍で見ているとしたら、腹立たしさともどかしさと愛憎でため息しか出せない存在だろうけ…
アメリカ資本主義による人々の断絶
女性をモノのように扱う男たち
それに頼らざるを得ない女たち
ロードムービーの形を取りながら、アメリカ低所得者層のやるせなさ、空虚感を低予算ならではのザラザラとした手…
ヒロインのワンダは明らかに重度のアスペルガーだと思う。
当時は研究が進んでおらず、発達障害という概念は極一部の研究者にしか認知されていなかったが、大昔から発達障害者は今と変わらず大勢いて、監督はそ…
重機が行き交う砕石場の間近にある住居。耳に刺さるような赤ん坊の鳴き声。そこを出た女が頭にはカーラー、着るものはパジャマといった格好でボタ山に登り、石炭屑を拾う老人に小金を無心する。なんて素敵なオープ…
>>続きを読む貧困から男性に委ね、消費されるしかないワンダが気の毒。セーフティネット必要だよなぁ。あと、ああいう風にしか接することが出来ない男も気の毒。ラジコンのシーンが印象的だったな。ワンダ、草原の輝きのお姉ち…
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