
女性のアメリカンニューシネマ
GoogleTVのセレクトで偶然出会いました。
小規模の撮影で良く昔のアメリカを再現したものだと感心したのですが、
1970年の本物でした。
展開としてオリジナリ…
このレビューはネタバレを含みます
ただただ、生きてきた環境が悪かったと思う。流されるままに生きてきて、結婚したから子どもが生まれたけど、育てることはできないから離婚されて、住むところないからふらふらしてたら偶然に強盗犯と鉢合わせて、…
>>続きを読むバーバラ・ローデンの演技はリアリティがあり、主人公ワンダの哀愁をより際立たせる。彼女自身が脚本、監督をするこの作品は、その作家性が大きく反映されていて引き込まれる。この作品が処女作で遺作となってしま…
>>続きを読む映画的な装飾を排除して淡々と進んでいくこの映画は、多くの意味でカウンター側に立つような映画といった印象だった。静寂の中で確かな怒号や狂乱した叫び声が聞こえるような、そういう胸騒ぎに近いものを見ていて…
>>続きを読む徹底して小さな声で語られた、この実存感覚の痛切さ。本当に切実なことは、いつでも小さな出来事として起こり、だからこそ小さな声で語られなければならないことを、あらためて思う。それは、ほとんど震えに近い。…
>>続きを読むこの女性監督全く知らなかった。wikiには「当時アメリカ合衆国では女性監督作品が劇場公開されるのも稀なこと」とある。ずいぶん早い先駆けだったわけだ。例によってスコセッシが掘り起こして甦らせたらしい。…
>>続きを読むボニクラにもなれないみたいな、そういうアメリカンニューシネマより悲惨な話。何も起こらないし起こせない。
なんかの犬みたいな髪型がかわいい。
最後あしたのジョーっていうか浅川マキみたいになってるの爆笑…
このレビューはネタバレを含みます
友だちと鑑賞。低予算の映画ってだけあって、やっぱりチープな感じはした笑
言葉が悪いけど、ワンダの頭が悪すぎて、ん??て場面は多々あった。結局バーテンダー死んでなかったし、そこまで逃避行せんでよくない…
1970年というベトナム戦争真っ只中の社会不安と、男性中心で力のある者優先の社会構造の中、底辺にいる弱い女性には生きるための選択肢などなく、流されながら生きるしかない。そういった「社会に作られた」と…
>>続きを読む(C)1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS