
監督、脚本、主演のBローデンの低予算作品。荒く素朴な画面にハードな内容と気怠さとプンと危険な香り。
展開の読めない主人公の性格が面白かった。
ずっと無表情な女性主人公だけど、人恋しいのか色んな男性…
主体性がなくただなんとなく漂流している女性ワンダ(現代だと境界知能というやつなのかも)が、強盗に巻き込まれなし崩し的に強盗犯デニスと行動を共にする。
まるで「俺たちに明日はない」みたいなプロットで…
このレビューはネタバレを含みます
男は銀行強盗、女はそんな男にすがるしかない世界。ワンダは妻にも母にも労働者にもどれにも不適合で、映画を通して彷徨するしかない。しかもそのとぼとぼと歩く先に目的がある訳でもない。そんな彼女はデニスから…
>>続きを読む流されるままに男性と関係を持ち、搾取されてゆく。終始無気力で気怠げに見えたワンダが、声を出し、抵抗したシーンがとても良かった。うるさいほどに大きくなるラストの演奏も良い。
主人公のワンダ役の方が監督…
インセル強盗と主体性を剥奪された受け身の女を描いた低予算映画多すぎないか?シスターフッドは捨象されている。とはいえ、ひとりでに生きられないことが直ちに生きづらさを形作り、悪い方へ悪い方へとたゆたう様…
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