愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』に投稿された感想・評価

A
4.6

孤独、不安、歪み、重なり、自我
サディズムとマゾヒズム
愛と相反するはずの憎しみ、実は隣同士にあって2つは同居している

与えるものと与えられるもの
相手にために尽くすという行為は自分の現実を放棄し…

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4.3

アップリンクらしいなという感想。
作中作と映像と実際の画家の絵のバランスに期待して観たが、なんと絵は描かれなかった!
筆を運ぶシーンは多いが、作品そのものははっきり映る形では登場しない。
ベイコンの…

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アカウントを数年放置していた間に観たいリストもいくつか消化していた。なんかうれしい。
振り返りレビューをしていく。

この作品は何度でも観返したい。できることなら円盤所持したい。

ベイコンの絵画を用いることなくその作風を視覚的創造で再構築。オープニングクレジットは『カジノ』だし、客席で浴びるボクシングシーンの返り血は『レイジング・ブル』とスコセッシらしき引用も見受けられた。V…

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ngt
5.0

単なる伝記映画ではなく、芸術家の内面を映し出す心理的解剖劇であり、同時にその破滅的愛の象徴性を剔抉する作品

ベイコンの恋人でありモデルでもあったジョージ・ダイアーとの関係を軸に、愛と創造の相克を描…

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thot
5.0
イギリスのアングラを煮込んで食ったらこの映画の味がすると思います

好き過ぎて15回は観た。
ジョージは芸術がわかってないのでベーコンとクリエイター仲間に
小馬鹿にされるのだが
疎外感からか、かまってちゃんからメンヘラにパワーアップしていく様子がなんとも痛々しい
そ…

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4.5

フランシス・ベーコン(1909-1992)はイギリスの画家で、人体をアナモルフォーズし、フォルムを成すプロセスなのか、フォルムが破壊されるプロセスなのか、とにかく目には見えない力学とその悪魔的なエネ…

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芸術(とやらの理解は及ばない世界)から溢れ出たの光ガンガンに浴びせられる、嫌いになれるはずもなく
yuum
4.3
死とエログロを描く作家でフランシス・ベーコンが一番好きなのだけど、それはきっと良くも悪くも品を感じられるからなんだろう。坂本龍一が手掛けた映画音楽作品を巡り始めて。

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