銀座化粧の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『銀座化粧』に投稿された感想・評価

わせ

わせの感想・評価

3.5

決してうまくいくことばかりではなくて、でも不幸せかと言われるとそうでもなくて、そんな普遍的な日々を送る 女給であり母親である一人の女を田中絹子が好演。働いている間、子供の面倒を見ている間、気になるひ…

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Laura

Lauraの感想・評価

3.5

成瀬巳喜男×新東宝。掴もうとするとふっと消えてしまう、都会的な人間関係。いくつかの人間関係が銀座という街を舞台にゆるく錯綜して話が展開していく、この語り口はのち川島雄三によって日活映画で再現されるだ…

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あ

あの感想・評価

3.8

女の酸いも甘いも化粧台の前で噛み分ける成瀬巳喜男。流石です。

同じ星を見上げるという体験に、雪子と京子の間で差ができてしまうところが残酷でした。京助にとって、雪子は星を説明する相手、京子は窓辺で語…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0
若さには勝てない残酷さ。
田中絹代と香川京子の切り返しが鏡越しに行われていたり、サラリと技巧的な事してる。
しなやかでしたたかな田中絹代
人間の情と情が交錯し合うユーモラスでありながらシニカルな味わい
相米慎二とか成瀬好きだったんだろうなーって思う

成瀬巳喜男監督を探していたら出てきました。
最近観た『乱れ雲』や『浮雲』がドラマチックだとしたら、こちらは地味でした。
成瀬巳喜男監督は男性だけど、女性の気持ちが分かっている所が驚きます。


シン…

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のす

のすの感想・評価

3.7

なんと哀しい。子供いても年重ねても、いつになっても幸せ目指しても良いじゃないか…と言いたいところだけどそう簡単にはいかない。男は金をせびりにくる。星を見つめる男女の対比。これがこう繋がるのかと面白い…

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うまいなあ、田中絹代は……冒頭の鏡台のシーンは玉なしの成瀬の面目が躍如しっぱなし。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:伊藤プロ:日本名作映画集〗
1951年製作で、井上友一郎の小説を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️

2023年2,677本目
leyla

leylaの感想・評価

3.8

田中絹代の演技をひたすら見つめる作品だった。

戦後の銀座で女給として働く主人公(田中絹代)。かつての愛人との子が1人いるシングルマザーで、頼まれると断れないお人好しなエピソードが綴られる。ある出来…

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