国際放映VHS解説抜粋:
「この映画は一九五一年四月一四日に封切られたが、四月一日、銀座通りの街灯が戦争末期以来八年ぶりに復活した。」
「つまり、好きな人と恋愛しようが何しようが。ね、それにはまず…
51年新東宝。片岡義男のエッセイを読んでいたら、今はなき銀座シネパトスで大滝詠一と本作を見た話があり、大滝が何度も見たと言っていたので見てみた。大滝は「秋立ちぬ」のロケ地を丹念に調べ上げたことで知ら…
>>続きを読む別にこれっていう出来事があるわけじゃない。日々の機微と人々の交差を見てるだけなんだけど、昔の映画はセリフとか見せ方が上手いなと思う、退屈に感じさせない。
主人公の人生を本当に見ているような、覗いてる…
成瀬巳喜男監督の映画は、たびたび詩というものが絶妙な場面で登場する。
この作品でも、中盤、“我は北斗の星ならど… ” という漢詩からの引用がある。
そこから、銀座がケバケバしく騒々しいと揶揄する…
ダグラス・サーク『天の許し給うものすべて』の4年前にこんな女性映画の傑作が日本にあったとは……。田中絹代演じる女寡の主人公、雪子がいかに家父長制的な社会規範の中で閉じ込められ、主体性を剥奪されている…
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