“一番美しい瞬間に、この世を去るべきだと思わないか?”
1927年ドイツで実際に起きた事件を映画化。高校生のパウル(ダニエル・ブリュール)は親友ギュンターの別荘で週末を過ごすと、すぐにギュンターの…
【ギムナジウム生同士の微妙な関係】
ドイツ映画。アヒム・フォン・ボリエス監督作品。
両大戦間のドイツを舞台に、ギムナジウム生同士のアモルフな友情意識と、そこから来る破壊衝動を描いている。
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むかし叔母の書斎から借りてきた「トーマの心臓」「風と木の詩」あたりのBL漫画の古典に触れた時、まとまらないクッキー生地をずっとぎゅうぎゅうしてる気分になったの思い出す。わたしは同性愛はわかるけどBL…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
重い。こんなんで人死ぬのって感じ。
しかしヒルデ可愛いけど悪女すぎる。あの子はパウルには手に負えない。
パウルとエリが真面目でいいカップルだったんだけどなあ。
ギュンターとヒルデの兄妹とハンスの三角…
特典のインタビューで当時の10代は(WW1とかを経験して)今よりも大人びていたので役より歳上の俳優をキャスティングした、みたいな話してて、その理屈はわかるんだけどこの子たちってそんなに大人か?金持ち…
>>続きを読むこいつらがSchülerだと?!と思うほど大人びた登場人物たち。
ドイツにおける恋愛×ピストルは即座にヴェルターを思い出させるが、突然の雨と室内のシーンなんかはまさにという感じ。ヴェルターがロッテ…
こういう悩みって、ドイツのギムナジウムとか、イギリスの寄宿舎とかがよく似合うね。
自由になる別荘を持ってたり、干渉しない親、というのもポイントかも。
生活にあくせくしてる人にこういう事件は“起こせな…