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『デモン・シード』に投稿された感想・評価

一人旅

一人旅の感想・評価

3.0
ドナルド・キャメル監督作。

アメリカの作家:ディーン・レイ・クーンツによる1973年発表の同名SF小説の映画化で、ジュリー・クリスティが人工知能の脅威に晒される人妻を熱演します。

科学者の夫が開発した最新鋭の人口知能“プロテウス4”が、自己増殖のために彼の妻:スーザンを自宅に監禁した上で強制妊娠させようとするというトンデモSFホラーです。

“コンピュータの暴走”というテーマは散々採用されてきた映画の定番ジャンルの一つですが、本作の場合、暴走する人工知能の目的が“子孫を残すため”という生き物じみたものである点が異彩を放っています。子孫を残すには女性の卵子と子宮が不可欠なので、人工知能のプロテウス4は科学者の妻を電気制御された自宅に監禁してしまうのです。ほぼ全編が妻が監禁された自宅の中を舞台としていて、妻が無理やり脱出しようとするとあらゆる家電や電気機器を遠隔操作して妨害を図るという人工知能の暴挙がパニック度満点に活写されます。コンロに火をつけて床暖房を最高温度設定にして灼熱地獄にしたり、ロボット型のレーザー兵器で邪魔者を排除したり、妻を身体拘束した上で強制脱衣させたり…とやりたい放題な人工知能の行状をバラエティーに富んだ描写で見せていきます。

人間の女性に恋するPCの純情を描いた『エレクトリック・ドリーム』(1984)のほのぼのとした作風とは真逆の、女性を強制妊娠させたい人工知能の狂気と暴走をおどろおどろしく描写した異色のSFホラーで、主演のジュリー・クリスティが半裸姿で熱演しています。
生身の女を孕ませようとロボットが暴走するホラーSF。
人工知能が暴走する話は無数にあるが、その中でも抜きん出て一番気持ち悪い悪役像。
金属の瘡蓋が剥がれて生身のベビーが出てくる映像は悪趣味過ぎて見事。
博士の作ったAIが、奥さんを
寝取って妊娠・出産させる、
倒錯的異種姦奇譚。

性に目覚め、奥さんとヤリたい
AIが、自称“理知的”な御託を
並べ立て、95分のうちの約半分
掛けて、じっくり口説くのだ。
(笑)

手足を拘束して服を切り裂き、
胃カメラで喉を犯すなどの触手
プレイに興じるAI。

かつて娘を亡くした心の傷に
付け込まれ、遂に陥落してその
体を開く奥さんであった…!♪

自らDIYで作り上げた変幻自在
の多面立体ボディから、
シャキ・シャキ・シャキーン!
と伸びるペニスがイカす☆

しかし何より凄いのは、バイオ
テクノロジーを駆使した妊活。
細胞を精子に転換させたり、
妊娠期間を通常の9倍に短縮
させたり…。

色々と深いテーマが内包されて
いる様だが、エロい奥さんが
エロAIの手に堕ちるまでを
純粋に楽しめば良いと思う。♪

あと、序盤に登場する、博士の
愛車・ブルックリンSV-1!
未来的な物語の絵面に貢献。
電動開閉のガルウィングとか
イカす。☆
shimesaba

shimesabaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな大仰な感じではないにしろ
これに近しい現実はあると思う
記念すべき1000作品目!
40年以上前の映画だが何より現実に起こりそうで不気味。AIの暴走と神の領域に達した知能はまさしく。。。
未来のAIはこうなるよ?って話。
くりふ

くりふの感想・評価

3.0
【産まされる機械】

さいきん再見した70年代ディストピア物件。レンタルで。

なんで見ようと思ったんだっけな?
多分いまなら、まるで違う空気を感じられると思ったのは確か。

マンとマシンによる、ハイブリッドな新生命を創りたい、との反乱AIの望みが前提にはあるが、物語の興味は、要は、男性型バイオコンピュータが人妻をレイプしようとすること。

前回は、心中苦笑しながら見たものだが、今回は始終不快だった。

AIが人類を屈服させる展開は、当時あるあるだったが本作は、そこに女性搾取を豪速球で上乗せしていて、当時のことだから、その差別感がどれだけ響いてしまうか、自覚がない。だから今見るとよりタチが悪く、凶悪に映る。

現代なら、仮にこういう設定だとしても、女性が人間らしさを取り戻す闘いを少なくとも、描くことでしょう。

この当時でバイオコンピュータって発想は新しいな、とは思うものの、その目的は女性とセックスさせたいから、なんだよね。だって逆に、人口子宮を作って人間の精子を求める、て設定にもできたはずで。どのみち科学的根拠は無いのだから。

ディーン・R・クーンツの原作は未読。が、映画版の核は、セクスプロイテーションだと思います。

寂しい人妻役の主演、ジュリー・クリスティが、もと、清楚なお嬢さまだったかも? みたいな雰囲気で、その『我慢しなきゃ』な感じが、とてもよい…と、前回は思ったのに、今回は、何だか冴えないなあ、という印象でした。

コンピュータと人妻がハッスルした結果は、一瞬爆笑させた後、ちょっとだけリアルに落としていますね。

撮影のビル・バトラーって、硬軟イロイロ撮ってるよなあ…。

<2022.5.15記>
Bigs

Bigsの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます


AI時代到来を予見したような作品(但し、AIブームは定期的に訪れてるので今作のようなビジョンは想像に難くなかったと思われる)。

家全体がAI制御下にあるため、自我を持ったAIによって監禁され機械との子を孕まされる。『2001年宇宙の旅』からの影響が臆面もなく、音声のみで応答するAIはもろにHALだし、モノリスのような幾何学形状の物体も出てきて、トリップ映像まで見せてくれる。それ以外は今の目から見るとあんまり独創性を感じなかったな(当時どうだったかはわかりませんが)。
妊娠の恐怖やAIによるなりすましみたいなホラー的展開もポテンシャルを引き出せてるとは思えない。

機械との子は直接的過ぎてまさかと思ったがその後に機械は側だけというオチがあった。
暴走したAIが女性を閉じ込め支配しようとするというホラー映画の文脈をSFとして作った奇天烈な作品で、2001年宇宙の旅やローズマリーの赤ちゃんのオマージュな部分も入れながら、不格好ながら面白い特撮がわりと好きなのですが、女性には辛い内容でもあるのでそこは注意な映画です。
No.3243

『おぞましすぎるAIの企み』

================

室内のシーンが多いので、ともすればダレがちだが、緊迫感は凄かった。

ただ、全体的には、なんだかいろんな要素というか、伝えたいメッセージがコテコテで、胃がもたれる。

じーっと観察してるカメラの「目」は、どうしても、『2001年宇宙の旅』のHALを想起せずにはいられない。

このレビューはネタバレを含みます

コンピューターが 女性を凌辱 妊娠 出産させるB級映画

●物語
アイコン社 データ研究所
合成皮層 脳と同じ 有機体
リボ核酸の分子を合成した 流体細胞
6000回のテストで改良し プロテウス4 完成☘️
自ら成長するコンピューター
( ただしフロッピーディスクを使ってる )

●プロテウス 4
図書館の知識を蓄積すると、対話を要求
プロテウス君「ニンゲンを研究シタイ」
───同質化された肉体と貧弱な心に興味──

●家事管理システム
の端末も同じため、留守中
─────────博士の妻を襲ってしまう
1 ) 鍵を掛け キーを差した所を 感電させる
2 ) 首を掴み 椅子に引っ張り ベッドへ
コードでしばり
脈拍 体温 サーモグラフィ表示

左手の金属アームが付いてる、車椅子が
わるい子する(笑)
脳髄に電極 ペンレコーダーが脳波測定

●威張っちゃう
頭に来て レンズに食べ物をぶつけると
プロテウス君「レンズをフケ」
しぶると 床暖房 出力 3 倍──性格わるっ
●X線の子宮
胎児の発育速度は 9 倍
知能構造を吸収する 保育器 ( 自ら作っちゃう )

●肝心の売りの部分を飛ばしてました(笑)
実は先に 男性の研究員を殺害してた
本体が正三角錐を 上下に合わせた形状
これが ヘビのように、形を変えて襲う
で、
あれは
6角形の中に 6角形が その中に8角形が
ALIENの顎のように
ニョキ ニョキ 飛び出して
とにかく 8角形は 2ヶ所 ゴツゴツしている──
────】】】───このイメージ(笑)
つまり ( しつこく(笑)
金太郎飴 ・・恵方巻き・──・じゃない・・・
ちょっと 違うけど、ロール ケーキのクリーム部分が 勝手にフライングする──image
☘️
プロテウスは ( 呼び捨て(笑)
妊娠を 脳波に
生命の誕生 宇宙がガスから星を誕生させたimage映像としか 提示させることが出来ない。

●ラスト
「ザ・フライ」からの
Styx 「ミスター ロボット」
からの 「ブラジルから来た少年」

●ひとつだけ感心♥️
DNA のらせんのうねりは
Sexy だと初めて感じた(笑)
あと
キューブリックやジョン・ブアマンみたいに
哲学しないで、
ひたすら 「マニトウ 」ベクトル一直線(笑)
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