圧倒的なイメージの濁流。映画に必ずしもテーマや物語は必要で無く、作り手と受け手の間に相互的な関係性を構築せずとも、かくも感動的な体験となり得る事のほとんど奇跡の様な作品。「分からない」ままに最後まで…
>>続きを読むコンディション最悪につき30%寝てしまったが、日本という国の空気にも、一般的な倫理観にもとらわれない、子どもの感覚で地に足が着いたドラマが展開されるため、非常にキャベツでありばばあであった。配信で購…
>>続きを読むタルコフスキーをカレーに入れた鍋を裏庭にシュート!した感じの映画。
都会の片隅で忘れられた、緑に囲まれた廃工場のような建物で、思い立ったように自給自足の隠遁生活を始めるクミ(太田久美子)。徐々に訪…
日本語すらちゃんと喋らない無国籍状態はサイレントと同じで、かと言って画力なんて意気込まない流れるような撮影でトリップ。時代に漂っていた空気を捉えた感じはあるけど、フワフワと掴めないまま「ありがとうご…
>>続きを読む多国籍で無国籍で無秩序ながらアナーキーなガバナンスに満ちた外国人ハウスから始まり、夏の住宅街でくらっとしてあちら側とこちら側のあわいを行き来する冒頭のシークエンスから、もしかしてこれって名作なのでは…
>>続きを読むクミが見つけた自然の中にある不気味な廃墟。廃墟の壁にペンキで絵を描き、畑を作り、夜は星を眺めながら寝る。何にも囚われない自由な生活だがどこか寂しさがあるのは何故だろう。クミが夜の道路を自転車で疾走す…
>>続きを読むシネマ☆インパクト