砂の器のネタバレレビュー・内容・結末 - 3ページ目

『砂の器』に投稿されたネタバレ・内容・結末

1974年制作、野村芳太郎監督、橋本忍、山田洋次脚本による人間ドラマの名作である。

 久々に鑑賞したがいよいよ橋本忍の凄さを思い知る。
 橋本忍がその前年自らの「橋本プロダクション」を設立したの…

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僅かな手掛かりを地道に集めて行き、最後には1人の人間の人生が露呈する過程に引き込まれる。

虐げられてきた人間を「救った」側が、「救われた」側に殺される、という構図が面白い。「正しい」干渉が相手にと…

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原作未読なので、その点は御容赦。

【和賀の動機、千代吉の嘘】
解説は野暮かもしれないが、親子が会おうとしなかった事に関して自分なりの解釈を書き記す。
結局最後は和賀も千代吉も、親子の再開は拒否する…

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原作のご都合展開がうまくカット&変更されており、無理のあるトンデモ殺人トリックも変えられて納得のいく話づくりになっていて良い意味で原作超えしている。
丹波哲郎演じる今西栄太郎刑事や今西刑事の相棒の若…

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古き良き昭和の名作。

構成を変えるだけでミステリーにもサスペンスにもなれるのはさすが松本清張原作。

個人的には前半の刑事達の足を使って地道に捜査して犯人を追い詰めていく過程が泥臭くて好き。
吉村…

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作品の前半、刑事が捜査するために日本各地を列車で移動してるのが、風景の撮り方も相まって本当に良くて、自分も列車で旅とかしたいな〜なんて思った。

それが終盤、和賀親子がハンセン病による差別によって日…

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あの写真だけで気づく訳ないだろとか、会うのを拒むのはわかるけど殺すまでに至った経緯が描かれていないとことか、気になった部分はいくつかあるものの、総じてめっちゃクオリティが高い、、、撮影凄すぎる、、、

サスペンスからのハンセン病を扱った社会派ドラマに。
前半の昭和の足で稼ぐ捜査が訪れる各地のノスタルジックな風景も綺麗でとても良かった

犯人は序盤から分かっているが、徐々に繋がっていくところが面白い…

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キーワードの「かめだ」も、今なら変なアルファベットとかにされちゃいそうだけど、「かめだ」だから色々想像が膨らむんだよな。
刑事たちが足で操作をしてるシーンに合わせて文字であっさり経過説明は逆に斬新。…

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生誕100年司馬遼太郎対松本清張の講座をに参加する前に、今更ながら「砂の器」を鑑賞。

話の内容とはあまり関係ないが、昭和の列車がたくさん見られて良かった。とくに秋田からの特急鳥海の食堂車。きちんと…

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