まるでドキュメンタリーを見ているような錯覚に陥る。登場人物たちがちゃんと呼吸をして生きてきた人たちなのだと思えて仕方がない。
音響のせいなのか、誰か一人の声や出す音を大袈裟に鳴らしている感じがしな…
冒頭、朝靄の中から粛々と人が現れ古い建物に入って行く様子が映る。
ん?なんだろう?
きちんと同じリズムで入って来て窓口で名前を告げて次々と中に入っていく。
そんなどっか無機質でシンメトリーでと…
是枝監督の著書「映画を撮りながら考えたこと」に、この映画の制作のお話があったので、そのページを読んでしまう前に、鑑賞しました。
ファンタジーとノンフィクションの垣根を作らない、ドキュメンタリストと…
ファンタジーな世界観と日常的な演技(演技というかリアルなインタビューそのものか)のコントラストがおもしろい。
本筋でのテーマではないであろうが、急に生っぽくなる撮影の打合せや本番のシーンに、映画へ…
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