これはとんでもない映画。
画面に詰め込まれた圧倒的な情報量とスピード感に飲み込まれ、あれよあれよと言う間に文字通りの「大団円」。
流行りの(?)地方都市を舞台にした、町おこし映画に見せかけた前衛…
とにかく冒頭から思いっきりふりまわされましたw
圧倒的な情報量、意味不明のテロップ、高島兄の髪型、
松雪泰子のセリフ、一輪車少女の違和感、そして踊る筧利夫。
なんかすごいもの観た…
ライムスター…
DVDで見た。この映画を見た後に長岡花火を見に行くべきである。長岡花火をもう見たことがある人も映画を見てから見に行くと違った視点で見ることができ今まで以上に楽しめること間違いない。感想はまた追記して…
>>続きを読むこの映画は言葉がいらないんじゃないかと思う。
確かに変な映画である。長いし、台詞もどこかおかしい。東日本大震災と戦争というのを結びつけるのもどうかとは感じた。
だが、クライマックスのカオス感と何だか…
普通の映画の感覚で観たら
ブッ壊れます。壊れます。
とてつもない量の台詞と情報
過剰に繰り返されるメッセージ
特殊な映像にスピーディーなカット割り
生者と死者
現在と過去
現実と虚構
その全てが時空…
尋常でない熱量と情報量とスピード感で現実と映画の世界を行き来する、とんでもない怪作。
こんなのは映画というメディアでしか味わえない。
一回見ただけだとただただ圧倒されて終わってしまうかな…?
いやい…
敬愛する大林宣彦監督の感性が爆発するトンデモ映画である。
だがしかしここに込められる愛あるメッセージは訳も分からず涙を誘い、訳のわからない疲れを鑑賞後にもたらす。
いままでに多くの戦争映画を観て…