この空の花 長岡花火物語の作品情報・感想・評価・動画配信

『この空の花 長岡花火物語』に投稿された感想・評価

Hy
4.0

キネマの玉手箱の前に、戦争三部作と呼ばれる本作を見ておこうと思い鑑賞。こんなにストレートに戦争を取り上げていたとは知りませんでした。大林監督でしか撮れない素晴らしい映画。

『まだ戦争には間に合う。…

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b
4.6

「前置き」
まずこんなブッ飛んだ作品を、当時73歳だった巨匠大林宣彦が撮ったこと自体が凄まじすぎます!この映画は新進気鋭監督以上のエネルギーに満ち溢れている老獪猛々しい大林演出に狼狽必死の一作です。…

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3.9
情報が錯誤して少し混乱
長岡花火に込められた思いがたくさん詰まってて知れてよかった
願いと祈りの結晶

虚構と現実、過去と未来、希望と絶望、平和と戦争、対立概念の境界を曖昧にし、より大きな人間社会の理想へと止揚する。
虚構が虚構であるが故の普遍性と曖昧さに夢を託した大林監督の、未来への願いと祈りが詰ま…

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あ
-
怒涛の情報量とカオスな演出だけどスッと入ってくるのがすごい 包帯でぐるぐる巻きにされた花ちゃんの絵は本当に辛かった どうやったらこんな編集思いつくんだ
一輪車を極めている女生徒のあの異様さを映画のモチーフにすること、結構な驚きと発見があった…スピードと人数がマジでイカれていて最高

特別上映があると知り
この機会を逃してなるものか

東京渋谷の朝
スクランブル交差点を斜めに走り
大林ワールドへの旅に急ぐ
ギリギリに乗り込んだシアターは
息つく間もなく加速
天草から長岡、長崎と広…

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3.5

映画体験の純度を高めたい作家は物語という重しに抵抗する。物語のせいで飛べないから、と。物語は黙ってろ、ショットに語らせろと。

語るべき物語がある。と、大林宣彦は物語を画面に打ち付ける。画面が壊れて…

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このレビューはネタバレを含みます

戦争を題材にしながら
変わらぬノスタルジック。
長岡の歴史から
実際に起こった出来事から
名も無き人たちの
映画にならなかったら
消えていってしまうかもしれない
映画のような物語が語られる。
劇中で…

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