ファニー・レディの作品情報・感想・評価・動画配信

「ファニー・レディ」に投稿された感想・評価

バーブラ・ストライサンドが伝説の女優ファニー・ブライスを熱演し、オスカーを獲得した大ヒット・ミュージカル『ファニー・ガール』の続編。主演はバーブラが続投、監督はウィリアム・ワイラーからハーバート・ロスに交代。

1930年代、大不況にあえぐアメリカ。ファニーはニック・アーンスティンとの大恋愛、そして離婚を経てもなお、彼のことが忘れられなかった。女優としての活動を続ける最中、ビリー・ローズというエンタテインメント業界でプロデューサーとしての成功を夢見る青年と出会う。対照的な性格ながらも、ショーに対する志を共にするビリーとファニーは、次第に惹かれ合うようになるのだが…。

とても波乱に満ちたファニー・ブライスの生涯。現代に生きる私たちからしても、そのエネルギーと好奇心に満ちた生き方には鼓舞されるし、どんな選択をしてもそれは間違いではなくて運命なんだなと教えてもらえます。プライベートも全力、ひとりのショーマンとしても全力!前作でも本作でも彼女にはただただ感情移入するばかり。
そんなパワフルな彼女の前に現れた新たな男性、ビリー・ローズ。ニックとの恋があまりに運命的過ぎたから、果たしてビリーがそこに取って代われるのか不安しかなかったけれど、紳士的なニックとは対照的なハングリー精神に溢れるビリーもまたすごく魅力的。演じるジェームズ・カーンと言えば、『ゴッドファーザー』シリーズでおなじみの強面俳優さんですが(笑)本作では歌まで披露してくれてびっくりでした。
ただ、この状況に対してニックも黙っているわけがなく、まさかの再登場!オマー・シャリフがあの端正なスーツ姿で現れた瞬間、ニックファンとしては思わず声が出ました(笑)。
そんな2人の男性との間で揺れながら、ファニーの心境にも変化が…。舞台で見せる明るい姿とは異なり、実はいつも心の支えを探していた彼女。でも紆余曲折を経て、彼女自身すごく成長していて、芯が強くなっていたんですね。自分の軸を大事に、”ブレない”選択をした彼女の姿にまた胸打たれました。

気になるサウンドトラックは今回も素晴らしいのですが、やはり前作が偉大過ぎるというのは否めず…!それでも、ファニーが巨大な女性の絵をバックに歌う"I Found a Million Dollar Baby (in a Five and Ten Cent Store)"はインパクト大の名シーンだし、ジェームズ・カーンも参加する"It's Only a Paper Moon"/"I Like Him"も良きでした!!
m

mの感想・評価

3.9
本当に本当に本当に見たかったんです!!!なのに近隣のレンタル屋にも配信サイトにもなく八方塞がり。
そんな中なぜか地元の図書館に入荷し、歓喜に打ち震えました。
この際前作吹っ飛ばしてとりあえず続編である今作から。

この作品に興味を持ったのは5.6年前に海外ドラマの「glee」を見てから。
元々ミュージカル界の大スターだったバーブラ主演のラブロマンスです。
彼女が中心にいる事によってよくある展開がドラマチックで劇的なものに。
彼女が歌うだけでこんなにも画がゴージャスに美しくなる。

ストーリーとしては本当にクズ男しか出てこないのでイライラする場面も沢山あるのですが、ファニーはそんな中でもちゃんと人間として成長してるんです。
はじめは傲慢で威張り散らしていた彼女ですが、ビリーと出会い刺激的な毎日を送る中で自らを解放していく。
愛していたニックの前ではある意味で自分を偽れず生きてきたファニーにとってとても新鮮な体験だったのでしょう。

その時の感情に合わせて音楽に心を委ね声を震わせる彼女にグッとくる事数え切れぬくらい!
演出技法、撮影技法も含め間違いなくミュージカル映画の傑作のひとつと言っていいと思います。

ラストの2人を見ていると、ララランドを思い出しました。
一緒に、夢を見ていたふたり。
一緒に、語り合えたふたり。
間違いなくふたりは恋人や夫婦を越えた存在でしょう。
よい縁はまた人を結ぶのです。
Aika

Aikaの感想・評価

3.8
ミュージカル映画の傑作「Funny Girl」の続編。

ヒロインのファニーはもちろんバーブラ、ニックはジェームズ・カーンが続投。
監督はハーバート・ロスに変わっています。

ファニーはすっかり大スターになり貫禄がついたものの、恋をするとまた痛い女に戻ってしまうのが彼女らしい。

ニックとの再会に、新しい恋。
最終的にファニーが下す決断は。

前作で夢みる少女からブロードウェイスターへと成長したファニーが、最後は凛として自立した女性の生き様を見せてくれます。

音楽は「キャバレー」「シカゴ」などで有名なジョン・カンダーとフラッド・エブ。
オリジナル曲からジャズ、オールディーズとバーブラの変わらずの見事な歌声に聞き惚れてしまいます。
個人的には大好きな「Million Dollar Baby」が聞けたのが嬉しかった!

前作が好きだった人とバーブラファンにはお勧めです。


87/2017
「ホドロフスキーの虹泥棒」の吹替えを初鑑賞してキャスト繋がりで思い出し。

名作「ファニー・ガール」の続編。
そんな言葉はないが、観なず嫌いのところがある方も多いのではないかと。
ハーバート・ロスが演出したファニーの生き様も悪くないですよ♪
認知度が高い某大手サイトの解説で、
「登場人物に感情移入がしづらく後味も悪い。イヤな男と女の物語。」
なんてことを書いていましたが、全くをもってそんなことはありません(個人的に日頃からこのサイトの解説は???のことが多い)。
これがあの頃のハリウッドというより、現在においても映画界ではさして不思議ではないはず。
私は「ファニー・ガール」「ファニー・レディ」共に好き☆彡

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