マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』第五篇『囚われの女』を、シャンタル・アケルマン監督が現代パリに置き換えて映画化した作品。ドキュメンタリー的手法や自伝的要素を取り入れた作風のシャンタル・ア…
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プルーストの「失われた時を求めて」が原作だが、アケルマンは現代風にアレンジするというありきたりな再構築だけでなく、物語のメッセージを再解釈して、本当に"物事…
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メンヘラ男めんどくせーーーという印象しかなかったのですが、この俳優さん「オルメイヤーの阿房宮」で主演してた人と同じでした…。
綺麗なのに、陰湿な男の役が似合ってしまう人なのですね。
プルーストの…
後半めちゃくちゃうまくいってるし、どう入ってどう出てくか掴めない家の廊下とか、景色だけがぐるぐる動く車内もいいんだけど、上流階級的なゆっくりさはあまりうまくいってないような気もする。95分とかで良か…
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シモンが自分勝手なんだけど、ずっとシモンの視点で描かれてるから不安感とかこちらまで伝わってしまってた。
別れを告げられた時のアリアーヌの光と色と雰囲気が美しすぎた。ずっと見てられる綺麗さだった。
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ブラインド
シモンは、祖母とメイド、恋人アリアーヌと一緒にパリの豪邸で暮らしている
彼はアリアーヌが美しい女性アンドレと愛し合っていると思い込み、嫉妬と妄想にとり憑かれていく……
ベルギー出身の…
プルーストの「失われた時を求めて」から第5篇を映像化しているらしい(読んでない)
富豪の息子シモンが嫉妬に狂い恋人アリアーヌを執拗に管理し、時には彼女が何をしているのか知りたくて後をつけたりも。
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